ミンガラーバ！ミャンマー星人の林ツイタチです。ミャンマーの魅力を文章や写真で発信しながら生きています。この記事では【ミャンマーのリアルな物価】について解説します。
ミャンマーの物価の前に・・・通貨チャットについておさらい
ミャンマーで流通している通貨は『チャット』です。流通しているチャットのほとんどは紙幣のみであり、50チャット、100チャット、200チャット、500チャット、1,000チャット、5,000チャット、10,000チャットが利用されています。
最高額の紙幣でも10,000ks＝(約790円)ほどです。そのため1万円を両替すると数十枚もの10,000ks紙幣を手にするため財布の中がリッチになることでしょう。
表記はksやKが利用されます。読み方は『チャット』ですが、ミャンマー人は『キャ』『チャ』と発音します。ミャンマー人が発音する「チャッ」は慣れないと聞き取りにくいです。慣れましょう。
ほんとにミャンマーの物価って安い？
「ミャンマーの物価安いわ〜」「まじ富豪になった気分だわ〜」などなど。このような文言をご覧になった方がいらっしゃると思います。
筆者は6ヶ月ミャンマーに滞在していました。物価に対する所感は『日本と比較した場合、確かに物価は安い』というのが正直な感想です。
日本の物価からあらゆる費用(宿泊費、飲食費、移動費、通信費、雑費)が均一に安いのではなく、特定の費用が高い割合で低価格だという所感です。詳細は下記に記していいます。
筆者の1ヶ月の生活費まとめ
とある1ヶ月の生活費を書き出しました。
- 宿泊費：15,000円
- 飲食費：15,000円
- 移動費：2,000円
- 通信費：1,400円
- 雑費：560円
宿泊費は1泊500円のドミトリーを30日利用した計算です。屋根や床など、ちゃんとある上に冷房機器や温水シャワー、無料Wi-Fi、無料朝食などが付属します。
飲食費は15,000円です。1日あたり500円(約7,000ks)という計算です。1食あたり4,000ks以上のものは贅沢だと思い始めます。朝食は無料なので実質2食分の計算です。
移動費はタクシー利用が10回ありました。通信費は9.5GBのデータ通信プランを2回契約して1,400円です。ホステルのWi-Fiが遅いと通信費の課金が増加します。雑費はシャンプーやボディソープなどの日用品です。
筆者独自の目線でランク付け！ミャンマーで『ホントに物価が安い』と思ったもの！
タバコ
1箱1,200ksから2,000ksが価格帯です。安い上に国内では入手しにくい銘柄が販売されています。
通信費
30日間9.5GBの契約で9,999ks(約700円)です。主要都市内では20Mbpsは計測する上に安定して接続できるため、日本の「格安SIM！」などの広告を見ると「へえ」という感想しか出てきません。
移動費
2km以内のタクシー利用で2,000ks(約140円)以下です。市内バスを利用すれば10分の1に抑えることができます。
コーヒー
800ksで美味しいドリップコーヒーを楽しめるパン屋『Parisian』があります。
ポカリスエット
コンビニで販売されている500mlのポカリは900ks(約63円)で販売されています。風邪ひき放題です。
宿泊施設
前述しましたがヤンゴンには1泊500円のドミトリーが20箇所ほどあります。屋根や床など、ちゃんとある上に冷房機器や温水シャワー、無料Wi-Fi、無料朝食などが付属します。
主要都市にも500円台のホステルがあり、シングルベッドは1,200円から、ツインベッドで2,000円からです。
まとめ
- ミャンマーの物価の前に・・・通貨チャットについておさらい
- 筆者の1ヶ月の生活費まとめ
- 筆者独自の目線でランク付け！ミャンマーで『ホントに物価が安い』と思ったもの！
上記3点の解説でした！ぜひ参考に！
