ミンガラーバ!ミャンマー星人の林ツイタチです。ミャンマーの魅力を文章や写真で発信しながら生きています。この記事では【ヤンゴン環状線の乗り方や乗り心地】について解説します。
ヤンゴンってどんなところ?鉄道はメインの交通機関じゃないの?
ミャンマーが誇る最大の商都である『ヤンゴン』はミャンマーで最も栄えた都市です。日本からの直行便は『ヤンゴン国際空港』に発着しており、あらゆる長距離バスの起点である『アウンミンガラー・ハイウェイ・バスステーション』などの交通の要があるため、観光客の数は年々増加傾向にあります。
約730万人のヤンゴンに住むミャンマー国民の交通手段はバスやタクシーがポピュラーです。
ヤンゴンにも鉄道がある?
ヤンゴンには市内を一周する鉄道の環状線があり、全長45.9mを約3時間かけて回ります。利用客のほとんどはミャンマー国民であり農作物や加工物の搬出などに利用されるケースが目立ちます。
時刻表はなく6:10の始発から18:10最終まで、1時間に1~2本の運行があることだけが決まっています。不定期であり移動できる範囲が限られていることから観光客の移動手段には向いていません。
ヤンゴン中央駅へのアクセス方法と場所
ヤンゴンで最も大きい駅はヤンゴン市内のダウンタウン北側に位置している『Yangon Central Train Station』です。ヤンゴン最大の駅とだけあり非常に広大です。駅構内には青果品、日用品、うずらの卵、正体不明の乾燥わかめなど多数の売店があります。ミャンマーの文化を最も感じる場所です。
タクシーでアクセスする際は『Yangon Central Train Station』でほぼ伝わります。
料金やチケットの買い方
料金は以下の通りです。どれだけ移動しても料金は一律です。
- エアコン車両:300ks
- 扇風機車両:200ks
- 何も付いていない車両:100ks。
チケットは窓口で購入することができます。環状線のチケットは専用の窓口で販売されています。ネット情報によると移転する頻度が高い様子です。駅構内のスタッフに『Loop Line』と告げれば案内されるため尋ねてみてください。
電車の雰囲気など
- エアコンの無い車両で『JR』のラベルが貼られた扇風機が回っていることがある
- 列車の走るスピードはとにかく遅い
- 駅に停車するたびに物売りが乗り込んでくる
- トマトやバナナ、青菜など多岐にわたる
- バナナはとびきり甘い
- 座席で寝ているミャンマー人はザラにいる
- しかも熟睡してる
- 心地よい風が吹き付けるため快適
- 風に乗って大量の蚊も乗車している
- 定刻より2分前に出発することがある
- 突然駅員が乗車して切符のチェックが始まる
特に『突然駅員が乗車して切符のチェックが始まる』点には注意が必要です。紛失などで切符を所持していない場合新たに切符を購入することになります。痛手です。200ks(約14円)は痛手。
下車する駅がある場合は任意の駅で降りることになりますが『スペルが似た駅』が大変多い点にご注意ください。一つ一つ確認して乗車することをおすすめします。
まとめ
- ヤンゴンにも鉄道がある
- 最大300ksで環状線乗り放題
- 蚊などの対策の必要あり
- 青果の物売りなどミャンマーの文化を楽しめる
以上です!東南アジアののんびりした雰囲気を味わいたい方はぜひおすすめです!蚊の対策はしっかり行っておくことをおすすめします!おすすめはスプレータイプの蚊除けです。