ミャンマーのThonebike（トライシクル）ってなに？バイクやタクシーの違いについて解説！

ミンガラーバ！ミャンマー星人の林ツイタチです。ミャンマーの魅力を文章や写真で発信しながら生きています。この記事では【ミャンマーを走るThonebike】について解説します。

ミャンマーの交通機関についておさらい

日本の約1.8倍の面積であるミャンマーの交通機関は以下の通りです。

上記の中でも観光客が利用する機会が多い交通機関は【タクシー】【バス】です。全ての交通機関の料金は日本よりも安価です。特にヤンゴン市内を循環しているバスは1区画100チャット〜500チャット(約7円〜35円)で乗車することができます。

また、ヤンゴン市内は『バイク禁止』の条例があります。したがってヤンゴン市内を観光する際の交通機関はタクシーおよびバス、ヤンゴン環状線(電車)、人力車に限られます。

この記事の本題です。上記写真はThonebike（トライシクル）と呼ばれる乗り物です。3つのタイヤ、原動機、突飛なデザインが特徴的な乗り物で、主にマンダレーやバガンで見かけます。特にマンダレーでは必須な交通機関です。タイではトゥクトゥク、フィリピンでは三輪トライシクルと呼ばれています。

Thonebikeはあらゆる点でタクシーよりも利便性が高い交通機関です。

筆者が考えるメリットは上記の通りです。ミャンマー第二の都市と呼ばれる『マンダレー』においては乗用車タクシーよりもポピュラーな交通手段です。タクシーの70%ほどの料金で移動することができる上、Grabで呼ぶことができます。

筆者が考えるデメリットは上記の通りです。扉がないため抜群の換気能力を誇りますが雨粒の侵入を許しまくります。雨季である4月から10月の利用の際はご注意ください。同じ理由で寒波も防ぐことができません。マンダレーの夜は気温が10度台まで落ちます。長袖の用意をオススメします。

金額は交渉制です。徒歩で10分かかる距離であれば1,000チャット程度です。交渉が苦手な方はGrabアプリの金額表示画面をドライバーに見せましょう。

マンダレー屈指の観光スポット『マンダレーヒル』や『ウーベイン橋』は距離が離れているため徒歩ではアクセス不可能です。

Thonebikeをチャーター(貸し切り)して観光することをおすすめします。1日チャーターで40000チャット(約2800円)が相場です。英語が伝わりにくいため、行き先やアクセス順路などをドライバーに伝える際は紙媒体がおすすめです。

また観光に特化したThonebikeドライバーも多くいます。

以上です！ポカリスエットのデザインのThonebikeがカッコイイ。見かけたら幸運です！