ミンガラーバー!ミャンマー星人の林ツイタチです。ミャンマーの魅力を文章や写真で発信しながら生きています。この記事では【バガンで楽しむビルマ料理】について解説します。
バガンってどこにあるの?

1044年にミャンマー初の王朝が統一された場所が『バガン』です。約900年前に建てられた修道院(モーナストリー)や仏塔(パゴダ)の数は5,000以上とされています。今でも3,000以上の仏塔が大切に受け継がれており、2019年の7月には世界遺産に登録されました。
バガンのみならず、ミャンマー観光の際は以下の点についてご注意を。
- 靴下と靴は脱ぐ
- 膝が見える短パンは禁止
- ノースリーブ禁止
- 参拝中の国民の邪魔をしてはいけない
ビルマ料理とは?
ビルマ料理とはミャンマーの郷土料理を指します。ビルマとはミャンマーの旧称であり、今でもビルマ料理やビルマ語などの名称に用いられます。ビルマ料理は『ミャンマー料理』とも呼ばれています。
代表的なビルマ料理として、牛豚鶏の肉類を油とスパイスで煮込んだ『ヒン』、ライスヌードルにスパイスで煮込んだ細切れ豚と砕いたピーナツを添えた麺料理『シャン』、ナマズ出汁とカレースープでライスヌードルを食べる国民的軽食『モヒンガー』が挙げられます。
この記事ではバガンで筆者が食べた『ヒン』と『シャン』を紹介します。
ニャウンウーのカフェ『TS BAGAN』で食べたヒン

バガンの都市・ニャウンウーにあるカフェ『TS BAGAN』でヒン料理をいただきました。写真はビルマ料理セットです。ライス、豚肉のヒン(右下)、サラダスープ(左上)、ドレッシングサラダ(右上)の4品+デザートのパパイヤで4,500ks(約315円)です。

ヒン料理は油がメイン。砕いたタミンやガラムマサラ、ニンニクや生姜を肉と一緒に大量の油で煮込む料理です。お店によって、くどいほど油が使われていたり、あっさりとした味わいになっていたりと、幅広い味わいが魅力の一つ。まるで日本の味噌汁のよう。

『TS BAGAN』の豚肉のヒンは非常に食べやすい一品でした。豚肉が骨から剥がされており食べやすい大きさにカットされていました。骨つきで提供されることが多いミャンマーでは珍しい配慮です。

サラダはビルマ語で「トゥ」と呼ばれています。意味は「混ぜたもの」です。トマトや玉ねぎ。砕いたピーナツが混ぜられています。
【注意】衛生環境が好ましくないミャンマーにおいて生野菜は要警戒です。喫食する前に見た目やニオイなどを確認しましょう。

ちなみに『TS BAGAN』はWi-Fiが使えます。近隣のHOTELのWi-fiパスワードを教えてくれました。Wi-Fiが使えるカフェはバガンでは珍しい部類です。冷房はありませんのでご注意を。
TS BAGAN
『LOTUS HOTEL』で食べた『シャン』

バガン滞在で利用した『LOTUS HOTEL』でシャンをいただきました。2,000ks(約140円)とは思えないクオリティ。毎日食べたいレベルの絶品料理です。

ライスヌードルはまるでソウメン。日本でも作れます。

甘辛く茹でた豆、漬物、砕いたピーナツなどを投入して好みに味を調節することができます。

ピンとこない方は汁なし担々麺を想像するとイメージがつきやすいと思います。
LOTUS HOTEL
まとめ
- 豚肉ヒン
- シャン
の2つを紹介しました。いずれもバガンのレストランでいただきました。国内で出会った観光客は皆「バガンで食べたビルマ料理は最高だった」と語っています。僕もそのうちの一人。ぜひ旅行の際はビルマ料理も楽しみましょう!