皆さんこんにちは!セブ在住ライターの林ツイタチです。ウクレレを弾いて曲を作ったり色んなところに行って感じたことをブログにしたりして過ごしています。
最近、現地で暮らすフィリピン人の友達ができました。僕は英語力が皆無なので、言葉が通じずコミュニケーションがまったく取れないのでは…?と思ってましたが、「勢いとテンションで振り切れば何とかなるな」というのが正直な感想。
大切なことを3つにまとめると、
・基本指針はハイテンション
・たくさんのスキンシップ
・少しのビサヤ語
が決め手だったのかな、と思います。ではひとつひとつ解説していきましょう!
フィリピン人は陽気な人が好き!?
SUGBO MERCADOというナイトマーケットのような出店でオーダーする時の話です。僕の前に並んでいた人は日本人でしたが、ほとんど会話はない様子。
日本人A「Please,this one.」
現地の店員「Polk one,OK!?」
日本人A「OK… 」(スマホチェック)
といった様子で恥ずかしさが勝っている印象です。このトーンでも買い物をすることはできますし、食べたいと思っている串に刺さった豚肉を注文することはできます。
一方僕はこんな感じ。
ぼく「Hey!Nice to meet you!」「I like it.Very Nice Smell!」
ぼく(踊りながら近づくぼく)
ぼく「I want it 〜」
店員(踊り出す店員)
BGM(突然ディスコが流れ出す)
ぼく「Please,Everything!」
店員「Crazy Japanese〜〜〜Ahahahahahahhh」
店員「What is your name???」
ぼく「I’m Tsuitachi.」
という流れまで一直線です。
ちなみにこの後「私は林ツイタチです」と名乗りますが100%聞き返されます。外国人は ”ツイタチ“ の発音が難しく、聞き取りにくい単語なのです。何度も聞き返されるイベントが発生するので、
ぼく「I’m TSU I TA CHI」
店員「What?」
ぼく「TSU・I・TA・CHI」
店員「I’m sorry.What ???」
ぼく「HARRY POTTER」
店員「Crazy Japanese〜〜〜Ahahahahahahhhh」
この調子だと入国管理事務局から目を付けられる可能性がありますが何とかなるでしょう、という精神で楽しんでいます。
要は「どのように喋るか」ではなく「何を伝えたいか」ということだと思います。
スキンシップは言葉を超える!
言語の壁は高く、勢いとハイテンションでも乗り越えることは容易ではありません。そういう時はスキンシップの出番です。
とは言ってもチュッチュしたりハグしたりするのではありません。握手程度でも心が打ち解ける感覚があります。
SMモールでティッシュ配りをしているお姉さんに遭遇したのですが、どうやらお姉さんは現地の人=フィリピン人をターゲットに配っていた様子。
通りかかる僕の目の前にティッシュを一瞬差し出しましたが、クレイジー日本人であることを確認するとティッシュをスッと引っ込めました。
その姿が、日本海民謡・南中ソーラン節のイントロ部分を彷彿させる手の動きだったため、その動きの一部始終を真似をすると、お姉さんも再びティッシュのやり取りを始め、それを見ていたイカつい警備員が爆笑するという空間が生まれました。
その後、お姉さんが英語で話しかけて来ましたが”Crazy”しか聴き取ることができない僕は握手だけしてさよならした、ということがありました。握手は世界共通ですね。
ビサヤ語を覚える=セブに対する愛国心を表現できるぞ!
ビサヤ語とはセブの母語です。語学学校が多数あり、グローバルに働く若者が多い印象があるセブですが、英語は母語ではなく第2ヶ国語です。
セブに在住する方々が慣れ親しんでいる言語はやはりビサヤ語です。(ちなみに、フィリピンの首都であるマニラはタガログ語)
日本に住んでいるときに、外国人の方が一生懸命日本語を喋ろうとしているだけで嬉しい気持ちになる現象と構造は一緒。
初めてトライシクルに乗った時も、ちぐはぐの英語と意味不明な日本語で行き先を伝えたため、運転手のステータスが ”怪訝“ になってしまいましたが、トライシクルから降りる際に、「ルグァラー」と伝えると片手をハンドルから離してサムアップしてくれまして、「フィリピン人かっこいい…」となりました。
ちなみにルグァラーとは”降りる“という意味です。ビサヤ語を習得すればそれだけ現地の人を喜ばせることに繋がる、ということになると思います。
まとめ
・ハイテンションで
・スキンシップで心開いて
・ビサヤ語で打ち解けよう
というのが僕の最適解。参考になれば幸いです!
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