皆さんこんにちは!林ツイタチです。セブでライターとして記事を書いたりウクレレを弾いたりしてのんびり生きています。アイキャッチはセブの定番屋台『SUGBO MERCADO』の舞台裏。セブにはたくさんのグルメがあることに最近が気がつきました。セブに来る前まではバナナやマンゴー系の果実だけでやりくりしている島…と思っていた自分が恥ずかしい。
セブの街を歩いていると屋台や出店を頻繁に見かけます。日本でいうところの夏祭り花火大会、中洲川端の屋台通りです。そこで今回は、『屋台で食べることができるローカル屋台フード5選』の紹介です!
・セブに来たからにはローカルフードを食べたい!
・セブならではのご飯って何があるの?
・食べたいけど、食べなれないものだから怖い…
と思っている方々の悩みを解決できれは嬉しいです!
まずはセブの国民食『adobo(アドボ)』
アドボは国民食と呼んでも過言ではないほどセブで親しまれている料理。
チキンアドボやポークアドボなど使われる肉の種類で呼び名が変わり、使う肉ごとに風味が異なるのが特徴的。日本の角煮のように、にんにく・生姜・酢・醤油・ソイソースなどで煮た料理がアドボ。
まずはにんにくを炒めます。今回のお店は鶏の手羽先を使用するチキンアドボ。このスーパー手羽先をにんにくと炒め、十分に火が通ったところで醤油・お酢・ソイソースで煮込めば出来上がり。
アドボはアドバル(addbal)=漬け込むという意味です。料金はアドボ・白飯・お茶のセットで89ペソ(=200円)、安い!アドボの大体の相場は50〜100ペソです。
セブのお祝いや行事などで大活躍!『Lechon(レチョン)』
次に紹介するのは『レチョン』。豚の内臓を取り出し、醤油やスパイスで味付けされた野菜を中に入れ込み、炭火で全体を丸焼きにするとレチョンの出来上がりです。
こんがりとした豚の皮はスナックのようにサクサクしており、その反面驚くほどジューシーな肉のバランスが最高。
屋台だとこのように店頭に並べられていますレチョン。炭火の香りが場を占拠しており味覚中枢をハックされてよだれが止まりません。
セブ島内にはレチョン専門店が多く出店されており、
・『House of Lechon』
・『セブズ・オリジナルレチョン ・ベリー』
・『ZUBU CHON(ズブチョン)』
・『RICO’S LECHON』
など名だたる名店が勢揃い。今回こちらの記事に載せているレチョンはITパーク『JAMAL’S LECHON』です。
家庭で作ることは手間の多さから珍しいと言われているため専門店や出店などで購入し家族全員で分け合って食べる、というのが主流。
丼物が大好きな日本人におすすめ!セブ料理『シシグ』
最後に紹介するのが『シシグ』。シシグは豚のほぼ全ての部位を使った豚丼のような料理。ですが、日本の豚丼と決定的に違うのは、”豚肉を細かく刻む”という点です。チンチロで使うサイコロのように刻んだ豚肉に、刻み玉ねぎやにんにくと一緒に鉄板で炒め、醤油や酢、唐辛子等で味付けすれば完成!ご飯との相性は抜群!
これまで紹介したアドボ・レチョンにも通じることですが、お店によって千差万別な味があるのもセブ料理の特徴。シシグは、半熟目玉焼きや生卵が乗っていたり調味料の味付けが店によって違います。
今回取材したシシグ専門店『Sisig Bar(=シシグバー)』は写真のように小さな入れ物に1人分でした。この量で89ペソ(約200円)。カラマンシー(すだちのような柑橘系)をぎゅっと絞って食べると豚肉の風味と甘めの味付けに加え、柑橘系のさわやかな酸味が加わり三位一体で脳中枢をノックダウン。美味しすぎて食べながら笑いがこみ上げてきました。
一風変わったセブ風焼きそば⁉︎『パンシットカントン』
『パンシットカントン』は一言で表すと、焼きそば+春雨 のような麺料理。焼きそばに使われる柔らかい細麺と春雨を、人参・キャベツ・豚肉・薄いソイソースと炒めて絡めた料理。
ソースなし焼きそばにビーフンを強引にミックスさせた風味の味わいが日本の焼きそばと違うところ。フィリピンではこのパンシット・カントンを白飯と一緒に食べるのが主流。
ちなみに、「パンシット」に麺料理という意味があり、「カントン」というのは広東風の味付けという意味です。日本の焼きそばを食べ慣れた方からすると、「もっと濃い方が好き」だと思う方も多そう。僕もその内の1人です。
まとめ
・セブに来たからにはローカルフードを食べたい!→『SUGBO MERCADO』がおすすめ!・セブならではの料理って何があるの? → この記事で紹介した料理はどれもセブならでは!
・食べたいけど、食べ慣れないものだから怖い… → 僕もそうでした!が!慣れます!
セブは至る所に出店や屋台があり、味覚も視覚も最高に楽しめるお店が多いです。街中を歩くと次々と違ったお店に出会うので、まさに体験型一期一会なのがセブ。その出会いを支えるローカルフード。皆さんも是非、旅行の際はローカルフードを!
『SUGBO MERCADO』
1件のコメント
ただいまコメントは受け付けていません。