皆さんこんにちは!林ツイタチです。セブでライターとして記事を書いたりウクレレを弾いたりしてのんびり生きています。セブの国民食といえば「アドボ」です。レチョンやシニガンスープと共に肩を並べるセブの国民食の重鎮。
この記事では、
・アドボって何?
・どうやって作られてるの?
・店によって味付けが変わるってホント?
などを疑問を解決します!
セブの国民食『adobo(アドボ)』って何?何が使われてるの?
アドボはセブの郷土料理。国民から親しまれている料理です。茹でられた手羽先を、にんにく・生姜・酢・ソイソースなどで煮た料理がアドボ。味付けは家庭や店舗によって様々。日本の肉じゃが・筑前煮のポジションだと覚えています。
使う肉の種類によって名称が変わるのが特徴的。
豚肉:baboy adobo(バボイアドボ)
鶏肉:manok adobo(マノクアドボ)
ある程度、知名度があるレストランだと英語で表示されるため心配はないでしょう。また、フィリピン料理レストランであればメニューに載っています。
アドボの作り方!アドボを料理してみよう!
アドボの作り方を解説。出店で目の当たりした作り方の一部始終を丸パクリです。ご査収ください。こちらはチキンアドボです。ほろほろした手羽先肉に醤油が染み渡ってご飯が進む一品でした。
まずは手羽先を茹でます。ほろほろに食べやすい程度まで煮込むのがポイント。ぷかぷか浮いている葉っぱは「マルンガイ」と呼ばれる薬草の一種。ちなみにマルンガイは50種類の栄養素を含むスーパーフードとして注目されている薬草です。
別の鍋でニンニク・ショウガを油で熱します。香りが出てきたところで手羽先を投入。ニンニクの香りで食欲は最高潮。手羽先とニンニク・ショウガが馴染んできたら2種類のソースで煮込んでいきます。
このお店で使われていたのは、
・オイスターソース
・ソイソース(セブの醤油)
の2つ。どちらも1対1の割合。
ソイソースがいい具合に焦げてくると完成間近。「食欲をそそるためだけに開発された料理」と表しても異論が出てこないほどの香りがそこら中に漂います。
アドボはアドバル(addbal)=漬け込むという意味。オイスターベースのタレは白ご飯との相性最高。ご飯がすすむこと間違いなしです。
もれなくライスが付属してきます。アドボを注文する際はライスが付属されるか尋ねた方がよさそう。
アドボあれこれ
とあるレストランで頼んだ『ADOBO BOWL PLATE』。左上に位置するのがアドボでこちらは豚バラを使ったアドボでした。比量のバランスから「ご飯のお供」枠でのエントリーです。
味付けはかなり濃く、ライスとともに食べることを国が推奨するレベルくらい濃い。豚バラを何時間もオイスターソースに漬け込んだものと見られます。食べた後もれなく喉が乾くのでお水を用意した方がいいかもしれません。
こちらは海鮮料理屋のチキンアドボ。パプリカが使われている珍しいアドボ。
煮込まれすぎて目立ってませんが鶏肉と一緒にピーマンやパプリカが煮込まれていたため、若干の苦味が加算された面白い味わい。ちょこっとピリ辛なアドボでした。
このように店や作り方で微妙に味付けが変わる点がアドボの面白いところ。
アドボの相場とまとめ
・アドボって何? → 煮込み料理!
・どうやって作られてるの? → 醤油やオイスターソースでじっくり煮込む!
・店によって味付けが変わるってホント? → ホント!たくさん食べてみて!
という結論に達しました。相場は1人前で100ペソ前後です。出店やカレンデリアなどでは50ペソで食べることができるお店もあります。
セブに来たならぜひ試して欲しいアドボの解説でした!
アドボを食べるならこのマーケットがおすすめです!
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