日本の公共交通機関は世界でもトップレベルのものだと言われています。日本では車を持っていなくても、電車、バス、タクシーなどを利用すればどこへでも行くことができます。車を保持する必要がありません。
東南アジアではあまり公共交通機関があまり整っていないイメージがありますが、実際はどうなんでしょか。セブ島で移動に困らないように公共交通機関を紹介します。
今回紹介するのはこちら
・My Bus (マイバス)
・Jeepney (ジプニー)
・Taxi (タクシー)
綺麗で安い最高の交通機関:マイバス
マイバスはその名の通りバスです。2015年に新たにできた交通手段です。セブ島には電車や地下鉄のような公共交通機関がありませんでした。そのため移動手段はジプニー、タクシーしかありませんでした。
マイバスは25ペソから乗車することができます。行き先によっては40ペソの場所もあります。
マイバスールート
バスのルートは現在(2019年2月)全部で7つあります。
ルート1:タリサイ – パークモール – タリサイ
ルート2:タリサイ – SMシーサイド – タリサイ
ルート3:パークモールからSMシーサイドからパークモールへ
4:SM シティセブ– マクタン空港 – SMシティセブ
ルート5:SM シティセブ– ポートエリア – SM City Cebu – Parkmall
ルート6:Fuente Osmena – V.ラマ – N.Bacalso(Sit) – SM Seaside City Cebu
ルート7:Fuente Osmena – バナワ – ラバンゴン(小学校) – N.Bacalso(Sit) – SM Seaside City Cebu
それぞれの場所を少し説明します。
Talisay(タリサイ)―タリサイ市はセブシティの南側に隣接している市です。
Parkmall(パークモール)―パークモールはマンダウエ市にある大きなショッピングセンターです。
SM Seaside(SMシーサイド)SM City Cebu(SMシティセブ)―セブ島最大級と言われているショピングモールです。
Mactan Airport(セブ・マクタン空港)―セブ島に来る際に到着する空港です。
Port Area(ポートエリア)―セブシティの南部にある街です。セブ市内はで南に行くほど治安には気をつけたいですね。
Fuente Osmena(フィエンテオスメニヤ)―セブ市内のランドマークです。
V.Rama(Vラマ)―Vラマはセブ市内にあるストリートの名前です。
N.Bacalso(Sit)(Nバカルソ)―セブ市内にあるアベニュー(道路)の名前です。
Banawa(バナワ)―セブ市内にある街です。
Labangon(ラバンゴン)―セブ市内にある街です。
マイバスースケジュール
ルート1―8:00am 〜 11:00pmまで20分毎に運行。
ルート2―8:00am 〜 10:30pmまで20分毎に運行。
ルート3―6:00am 〜 10:00pmまで20分毎に運行。
ルート4―6:00am 〜 10:00pmまで10分毎に運行。
ルート5―8:40am 〜 3:30pmまで1時間毎に運行。
ルート6―10:ooam 〜 9:pmまで運行。
ルート7:記載なし。
とっても安い相乗りタクシー:ジプニー
ジプニーは乗り合いのタクシーです。日本でいうバスです。現地人の主な移動手段として利用されています。しかも7ペソ(約15円)で乗れるので、現地人がジプニーを移動手段として使うわけが理解できます。
フィリピンの土地勘が必要?
ジプニーは慣れてしまえば、安く移動できるのでいいですが初めは少し戸惑ってしますでしょう。その訳は行き先がわかりづらいからです。
車体の横に行き先は書いてありますが、見ただけでわかりませんよね。そのため行き先には要注意が必要です。バスの後ろには番号が書いてあるのでそれで確認する方法もあります。
最も簡単な方法は、ドライバーに聞くことです。なんと聞けばいいかわからない方は、「go 〇〇(あなたの目的地)?」これで十分伝わるので尋ねましょう。
いつまでも乗車できない?
日本のバスと同じ感覚でいればずっと乗ることはできません。それは、バス停というバス停がないためです。「え、ならどうやって乗ればいいの」となりますよね。正解は、「手をあげる」です。道端で手をあげれば止まってくれます。あとは乗り込むだけです。
ということは降りる時も同じです。合図しなければずっと乗ったままになります。降り方は、バス内に手すりがあるのでそれを叩いて合図するか、口で伝えるかです。「please stop here」で十分伝わります。
お金は乗ってから、ドライバーに直接、もしくは乗客に頼んで7ペソ払えば大丈夫です。この際注意が必要で、100ペソなど大きなお金で払うと嫌がられるのでなるべくちょうど、もしくは10ペソなどで払うようにしましょう。
ジプニー使用時の注意点
ジプニーに乗っていて盗難に遭うこともあります。風景を撮ろうと携帯などを出していればターゲットになってしまうこともあります。乗車中にはなるべく携帯や財布などを出さないようにしましょう。
また観光客と分かれば、いい意味でも悪い意味でも近づいて来る人たちがいるので慣れているという感じを醸し出しましょう。
安すぎて多用してしまうタクシー
タクシー会社はたくさんあります。その中で1番信頼されている会社がKen Taxiです。日本人経営のタクシーで安全だと現地人からも信頼されているタクシー会社です。
タクシーの初乗りは40ペソ(約90円)ととても安いです。
タクシー使用時の注意点
タクシーにはメーターがついています。しっかりメーターを使っているか確認しましょう。メーターを使用せずに適当な料金設定をしてくる人もいるのが事実です。まず乗車して1番にメーターを使うよう伝えましょう。
まとめ
セブ島・マクタン島での移動手段は主に3つです。
・私のバス
・ジープニー
・タクシー
安さを取るならジプニー、もしくはマイバス。速さを取るならタクシー、などそれぞれの特徴を把握して使い分けましょう。