皆さんこんにちは、セブ島旅するライターの林ツイタチです。
セブ旅行の際に気をつけるべき病気・感染症とは
セブ旅行の際に気をつけるべき病気・感染症についてです。セブ在住歴は4ヶ月とまだまだ浅いですが、長年セブに生活拠点を置いている方からの情報を元に解説したいとおもいます。
食中毒
セブに滞在している語学学校留学生やエンジニアいわく、最もかかりやすい病気が『食中毒』です。
食中毒の原因は細菌性、ウイルス性、自然毒(植物性・動物性)、化学物質性、寄生虫など様々。中でも大多数を占めるのが「細菌」と「ウイルス」です。
これらの物質が付着した食品を飲食することで嘔吐や下痢、発熱などの症状を引き起こしてしまいます。
衛生環境が日本ほど整えられていないため、食中毒に罹るリスクは常に隣合わせです。胃腸が弱い方は衛生環境に気をつかう必要があります。
飲食店等で提供されるサービスウォーターや水道水は控えましょう。上水道から流れてくる水には石灰が含まれています。
カレンデリア(現地の食堂)の利用は衛生の観点からおすすめしません。
セブの焼肉店では生肉を喫食することができます。レバーやユッケなど、ご褒美のように思えるかもしれませんが食中毒に罹るリスクは多分に含まれています。
喉風邪
セブに滞在している方が高確率で罹る病気といえば喉風邪です。滞在を始めて1ヶ月経った頃に僕も罹りました。
セブの交通機関であるジプニーやトライシクルの排気ガスをはじめとした空気汚染が主な原因です。対策としてはマスクの着用が挙げられます。
狂犬病
狂犬病とは、狂犬病にかかった動物(罹患動物。アジアでは主にイヌ)に咬まれた部位から、唾液に含まれるウイルスが侵入し感染する病気です。
発病すると治療方法がなく、悲惨な神経症状を示してほぼ100%死亡する極めて危険なウイルス性の病気です。
僕個人の意見では、セブ在住中にもっとも警戒しなければならない病気です。なぜなら、犬の数が異常に多いためです。
小さな村や集落では、警備の役割を犬に担う家庭が非常に多い傾向にあります。いわゆる番犬です。犬は縄張り意識が強い動物です。
ふいに縄張りに入ろうもんならものすごい勢いで恫喝してきます。それでもなお縄張りに踏み込んでいくと噛まれる危険性が発生します。
ほとんどの犬が狂犬病予防の注射をしていないフィリピンで犬に噛まれると、ほぼ感染は免れません。すぐに病院へ向かいワクチンを処方しましょう。
HIV等の性感染症
キリスト教徒が国民の8割を占めるフィリピンでは、避妊具の入手が困難です。そのため性感染症に対するリスクが高い国です。
特にHIV患者の増加率は目を疑うものがあります。およそ1日に4人のペースでHIV患者が増えているとのデータが出ています。引用元:DOH(Department of Health)
避妊具を用意して旅行や滞在に臨みましょう。
まとめ
病気や感染症に罹るとせっかくの旅行が台無しになってしまいます。そんなときは知恵と知識で制しましょう。