セブ島にバックパッカーっているの?格安旅行者のリアルな実情と人間関係を解剖!

セブ島にバックパッカーっているの?格安旅行者のリアルな実情と人間関係

皆さんこんにちは、セブ島旅するライターの林ツイタチです。セブにバックパックひとつで乗り込んでのんびり過ごしています。

3ヶ月間、セブでの生活を終えて気がつくことがあります。それは「セブにはバックパッカーが少ない!」ということです。

今まで自分が出会ったバックパッカーの方は1人。その人もわずか3日でセブを後にしました。しかし僕自身が思うことは、セブという国・地域はバックパッカーとって多くの学びや発見がある場所だと思っています。

フィリピンという島国であり外国からの玄関がマクタン空港の1つしかないなど、旅人にとっては多少ハードルが高いセブ。ですが、機会を作ってまでぜひ立ち寄って欲しい国・地域であると思います。

バックパッカーに立ち寄って欲しいセブ!その理由とは!

セブ島にバックパッカーっているの?格安旅行者のリアルな実情と人間関係

バックパッカーとはつまり旅人。旅に出る理由は人様です。

・自分探し
・リフレッシュ
・新たな価値観を求めて
・言語修得
・自分のスキルを高める
・それ以外

など人様々です。一概に定義できない「旅人が旅に出る理由」ですが、1つだけ確証があることがあります。それは非日常的であるということです。

非日常的とはつまり日常では起こりえないことをすること。毎日のルーティンや習慣化されたこと以外の刺激を能動的に取り入れることだと思います。

日本の当たり前はセブの非常識。その逆もしかりです。では、セブにはどのような非日常的な刺激・経験が待っているのでしょうか。

僕が考える非日常的な要素を3つ紹介します。

仕事に対する姿勢が違い過ぎる!

セブ島にバックパッカーっているの?格安旅行者のリアルな実情と人間関係

フィリピン・セブで働く方々の仕事中の態度は目から鱗でした。勤務時間でありながらスマホをぽちぽちし続けるフィリピン人。棚の裏で男女のスタッフが漫才のように喋りあっているホームセンター。

カラオケの機材販売で本気を出して歌う販売員。そしてそれを囲う販売員が手拍子をしながら輪になっています。

どこかふざけていて、でもどこかうらやましいフィリピン人の仕事スタイル。羨ましく感じるのは、彼らはいつでも楽しそうにやっているという点です。

道路のコンディションから現れるインフラ整備の課題

セブ島にバックパッカーっているの?格安旅行者のリアルな実情と人間関係

セブの主な交通手段は車です。公共の乗り物としてはジプニーやトライシクル、バイクタクシーが挙げられますが、その全てが路上を走る車両です。

セブには、電車や地下鉄がありません。そのため一般道や幹線道路のトラフィック状況が全ての交通状況を左右します。

そのトラフィック状況は全く褒められたものではないのがセブの現状。街の至る所で発生する渋滞は1日を通して巻き起こります。フィリピン人は時間にルーズと言いますが、その原因の一端は渋滞による遅延です。

また道路自体のコンディションも劣悪です。歩行者やバイクが通る路側帯も舗装されている道路はごく一部であり、ほとんどの道路は路側帯に凸凹があります。

つまりバックパッカーが歩くような道は非常に不安定です。足が資産であるバックパッカーにとって足元の不安定さは懸念事項。上記の交通量の多さを踏まえても路上にはたくさんの危険があります。

その道路を始めとしたインフラが整っていないセブ。日本との差は歴然です。

ストリートチルドレンやスカレンジャーに見る経済格差

セブ島にバックパッカーっているの?格安旅行者のリアルな実情と人間関係

フィリピンは東南アジアの諸外国の中でも貧富の差の開きが大きい国です。

SMシーサイドがそびえ立つ地域のすぐそばにはゴミの集積場があり、ゴミ山を漁り得た物資で生計を立てるスカレンジャーと呼ばれる方々が住んでいます。

セブシティ屈指の幹線道路であるオスメニア・ブルバードの歩道橋には服すら着ていない子どもたちが段ボールの上で暮らしています。

一方すぐ側にはロビンソンマーケットやカジノといった煌びやかな施設が立ち並ぶフィエンテオスメニアサークルがあります。

貧富の差は調べるまでもなく街中の至る所に転がっています。ただ歩くだけで、生きているだけでその事実を知る機会に巡り逢うことでしょう。

まとめ

セブ島にバックパッカーっているの?格安旅行者のリアルな実情と人間関係

旅人は新たな刺激を受けることと思います。僕はセブに来てこの3つの事実を目の当たりにして、日本という国の実態を俯瞰して見ることができました。

新たな刺激を求めて世界中を旅するバックパッカーの方々。セブという地域を選択肢に入れてみてください!