セブ島はリゾート観光地として、また英語留学先として大人気の場所です。そんな人気のセブ島ですが、気になるのが治安です。日本は比較的治安の良い国なので、特に治安は気にせずに済むことができますが、海外に出た際にはそうはいきません。身の安全は自分で守りましょう。
セブ島はマニラなどの都市に比べればフィリピン国内では安全な地域といえます。しかしそれでも日本と比べればたくさん危険な地域はあります。特に危険で、行く際には気をつけて行かないといけない場所が3つあります。その3つの地域をそれぞれの特徴とともに紹介していきます。
・Pasil(パシル)
・Colon
・Cabantan
上記の3つの地域は全てセブ市内の南部に位置しています。また3つの地域はそれぞれ徒歩でいける距離です。南部に行くときには他の場所でも気をつけたほうがよさそうですね。
島のスラム街「Pasil(パシル)」」
パシル地域は魚のマーケットが朝早くから開かれます。港が近く、新鮮な魚が売られているため、とても美味しいです。しかし、セブ島の中で1番治安が悪いと言われているのがPasil地域です。市内から車で20分程度の場所にあります。橋を渡るとパシルに入るのですが、わかりやすく雰囲気が変わります。パシルがセブ島の中で1番治安が悪いと言われている理由は、麻薬です。麻薬が円満している地域です。お昼頃でも、タクシーの運転手などがパシルは危険だと断られることがあります。
マーケットに行くとしても、複数人で行動するようにしましょう。行く際には、荷物はできるだけ少なく、リュックは前に背負う。など対策をしてから行くことをおすすめします。
Pasil
セブ島の闇市場「Colon(コロン)」
コロン地区も市内からは車で20分程度の場所にあります。コロン地区はセブ島のダウンタウンです。大学もあり、大勢の人で賑わっています。しかしその分治安は悪くなります。
路上では盗難品が売られています。iPhone、時計、アクセサリーなどが低価格で売られています。それ以外にも、50ペソくらいの値段で大量の服、靴などが売られているお店もあります。
お昼頃ならそこまで警戒して行かなければいけないような場所ではありませんが、夜になれば一変するので注意が必要です。
Colon St
セブ島最大のマーケット「Carbon(カルボン)」
野菜、フルーツのマーケットが朝に開かれているという点で有名です。朝行けば、ストリートにずらりと露店が並んでいる光景を見ます。大勢の人がいるので安心?と思いがちですがそんなことはありません。人が大勢いる場所では盗難が多発します。実際にカルボンマーケットでは盗難が多発しています。
現地の人でも被害に遭うような場所なので、ポケットには荷物を入れない。カバンは前で背負うなどの対処を施してからマーケットに行くようにしましょう。夜は用事がない限り行かないように。
Carbon Market
59 M. C. Briones St, Cebu City, 6000 Cebu, Philippines
まとめ
全ての地域に関して言えることですが、お昼は観光地としてとても賑わっている地域です。しかし、油断はできません。賑わっているからこそ、盗難などの犯罪に巻き込まれてしまう可能性があります。
セブ島に来たからにはぜひ行きたい場所でもあるので、荷物は極力持って行かない、複数人で行動するなどの対策をして観光するようにしましょう。
上記3つの地区、パシル、コロン、カルボンは特に気をつけて訪れたい地域ですが、それ以外の場所でも夜道を1人で歩かない、過度なおしゃれをしないなど気をつけてください。気をつけていれば避けられる犯罪もあるので、注意を周囲には注意をしつつ楽しみましょう。