最近、おうち時間という言葉を耳にすると思います。コロナ禍で旅行に行けない中、映画は私たちを旅行している気分にさせてくれるかもしれません。
今回はベトナムを舞台とした映画を12選紹介していきます。ベトナムをより感じてもらうため、名作ものや、ベトナム戦争映画、比較的昔の映画を揃えました!気になる映画がありましたら、ポップコーンを片手におうち時間を満喫してください。
ベトナム戦争映画
ベトナム戦争を取り上げている作品を集めました。戦争映画なのでかなり過激なシーンも含まれますが、ベトナム戦争をより深く知ることが出来ます。一度は見ることをお勧めします!
無人の野
引用:https://movies.yahoo.co.jp/movie/23135/
1980年公開のベトナム映画。1972年の南ベトナムが舞台となっています。ベトナム側からベトナム戦争の深刻さがわかります。南ベトナム解放軍夫婦の家族とアメリカ軍の緊迫とした状況を感じることが出来ます。
十月になれば
引用:Wikipedia(Bao giờ cho đến tháng Mười)
1984年公開のベトナム映画。ダン・ニャット・ミン監督の作品です。ベトナム戦争中、戦場に向かう父を待つ家族の気持ちと、ベトナムの田舎風景を同時に見ることができる映画です。
地獄の黙示録
引用:https://movies.yahoo.co.jp/movie/9848
1980年公開のアメリカ映画。ベトナム戦争の状況が事細かに描かれています。CGを使わないという迫力さとスケール大きさを感じることもできます。最終的には自分の存在を色々考えさせられる映画となています。
プラトーン
引用:https://movies.yahoo.co.jp/movie/20373
1986年の公開のアメリカ映画。1980年代のベトナム戦争を描いてます。また、戦争中の人間の不安定な気持ちがものすごく感じとることが出来ます。またかなり残虐なシーンも多いです。道徳心について考えさせられる映画となってます。
ワンスアンドフォーエバー
引用:https://movies.yahoo.co.jp/movie/237364
2002年公開のアメリカ映画。これはベトナム戦争を取り上げた実話です。戦うシーンが比較的多く、両兵士の思いや痛みなどの気持ちを汲み取ることができるでしょう。自分が戦場にいると考えてみてみると、より何か得られるものがあるかもしれません。
ベトナムの雰囲気を感じられる映画
今から紹介させていただくのは、ベトナム戦争以外でベトナムを感じられる作品となっております。ベトナムの日常や文化を感じたい、ベトナム映画が見てみたい、という方におすすめです。
青いパパイヤの香り
引用:https://movies.yahoo.co.jp/movie/412
1993年公開ベトナム&フランス共同制作映画。1951年のサイゴンが舞台となっています。時代的に独立戦争真っ只中ですが、そこに関してはほとんど描かれていません。トラン・アン・ユン監督のデビュー作として有名です。ストーリーが淡々としていて、ベトナムの暑さや湿度を感じ取れるでしょう。
夏至
引用:https://movies.yahoo.co.jp/movie/234429
青いパパイヤ監督による夏至は、2000年公開のベトナム&フランス共同制作映画。青いパパイヤの香りの監督が制作しました。色彩美が綺麗で、ベトナムの湿度と人間関係の混ざり合いがみられる映画です。また、ベトナム世界遺産であるハロン湾が登場するのも見どころです。
愛人/ラマン
引用:https://movies.yahoo.co.jp/movie/102
1992年公開のフランス&イギリス共同制作映画。1番の特徴としては、フランスの植民地であったベトナムサイゴンの様子が描かれていることです。官能的描写も多く、美しい愛人の少女と青年がみられます。ストーリー性も良いと言うことから、欧米人がベトナムのロケ地を観光したり、ラマンツアーが開催されるほどの人気映画です。
季節の中で
引用:https://movies.yahoo.co.jp/movie/159319
1999年公開のアメリカ映画。この映画は90年代のホーチミンが舞台となっており、ベトナム戦争後のベトナムの様子を、いろんな面から感じとることが出来ます。ベトナムの湿度や田舎風景、そして美しい蓮田が映し出されますので、ベトナムの映像美を存分に楽しめます。
草原に黄色い花を見つける
引用:https://movies.yahoo.co.jp/movie/360369
2015年公開のベトナム映画。ベトナムの田舎風景と、恋模様が描かれた映画です。今まで紹介した映画の中でも、比較的新しいのでまた違ったベトナムを感じることができるかもしれませんね。ストーリー性ある映画なのでとても見甲斐があると思います。
日本人監督の映画
日本人監督によって作られた映画の中にベトナムを舞台とする作品があります。
浮雲
1955年公開の日本映画。小説を映画化したもので、成瀬巳喜男監督により制作されました。戦後の日本が舞台ではありますが、主人公と男性が出会ったのがベトナムのダラットであることから、ベトナムも舞台の一つです。そのためダラットは日本人にとって有名な観光スポットとなっています。また、ベトナムでダラットは元々恋人の聖地と呼ばれています。ダラットの魅力を存分に感じてみてください。
ベトナムの風に吹かれて
引用:https://movies.yahoo.co.jp/movie/353248
2015年公開の日本映画。比較的新しい映画の一つです。この映画は介護がテーマのストーリーですが、その中で日本の景色とベトナムの景色が交差します。景色に限らず、戦後の日本とベトナム関係も描かれています。
まとめ
以上より、ベトナムを舞台とした、ベトナムと関わりのある映画を紹介しました。ベトナムが舞台でも制作国が違うものが意外にも多いことがわかります。制作国による違いで、ベトナムの表現の仕方も変わってくるように、色々な視点からベトナム映画を楽しむことが出来ます。
ダラットやサイゴン、ハロン湾などは、今回取り上げた映画のロケ地として有名なのでコロナが落ち着いたらぜひ旅行してみてくださいね!