ハノイのおすすめローカル飯はここ！旧市街在住者が本気でおすすめするローカルグルメを徹底的にご紹介します。

シンチャオ！

ハノイ支店スタッフのあずまです。皆さんはローカルグルメ、お好きですか？ローカルグルメの魅力といえば、なんといっても安くて美味しいところ。

地元民に愛されるその味は、ぜひ一度食べておくべきです。本日は、観光客よりも地元民でにぎわう、あずまの本気のローカルグルメを紹介していきます。

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トマトとカニの旨味が凝縮　Bun Rieu（ブンジュウ）

ベトナム料理いえばフォーやブンチャーが有名ですが、みなさんブンジュウはご存知ですか？

ブンは日本の素麺のような細い米粉麺です。ブンジュウクアボーは簡単に言ってしまえば、牛肉乗せカニトマトスープ麺。小さなカニをすりつぶしてペースト状にしたものがたっぷり入った濃厚なスープに、煮トマトが良い酸味を利かせています。上にトッピングされた牛肉はとっても柔らかいです。

私はここにさらにDau(ダウ)と呼ばれる揚げた厚揚げのようなお豆腐を投入するのが好きです。カリッカリのお豆腐をスープにたっぷり浸すと、食べた瞬間に口の中でじゅわっと旨味たっぷりスープが広がります。

この味から抜け出せずに、毎朝ブンジュウ生活をしていた頃がありましたが、いまだに飽き無しです。ブンジュウには香草・バナナの花などを入れて食べるのが定番なので、頼まなくてもついてきます。苦手な方は食べなくても問題ありません。

ちゅるぷる食感が病みつき　Banh Cuon（バインクオン）

こちらも朝ご飯の定番、蒸し春巻きのBanh Cuon(バインクオン)です。中には挽肉、キクラゲ、などが入っていて、ヌクチャムという甘酸っぱいタレをつけていただきます。

食感のある中の具材たち、ちゅるちゅると喉越しのいい厚めの皮、何個でも食べれてしまいます。普段朝ご飯に麺類を食べている私にとっては、軽すぎる・・・！と思ってしまいますが、Banh Cuonのお店は朝混みます！

ベトナムのハム、Gio(ゾー)を一緒にいただくのも定番セットなので、ぜひ頼んでみてください。ぷるぷるの皮が破れてしまい、具がタレの中に流れてしまいがちなのでご注意ください。

これぞハノイのB級グルメ　Bo Bit Tet（ボービッテット）

ベトナム風牛肉ステーキのBo Bit Tet(ボービッテット)です。ベトナム版ステーキは、ニンニクがよく利いたソースがたっぷりとかかっています。

そして備え付けには、フライドポテトとパンと甘酢漬けのキュウリ。お店によってはパテや目玉焼きが乗っているところも。カリッカリのフライドポテトをソースに浸して食べるのが美味しい・・・！

お店によっては、最初からソースの中にポテトが放り込まれているなんてこともありますが(笑)お肉も決して硬くはなく、これでお値段は500円しないくらいなので、食べ応え満点◎

こんな立派なステーキをプラスチック椅子の屋台で食べられることがまた新鮮。ステーキ単体を楽しむというより、ついてくるパンと一緒に食べたりする方が楽しめます。

実はこのHoe Nhai通り、ビッテットのお店が軒を連ねる通りなんです。いくつもビッテット屋さんがありますが、私はここが一番お気に入りです。旧市街地から少しだけ北へ外れた、チュックバック湖のすぐ下にあります。

サクサクの揚げたてが最高　Banh Goi（バインゴイ）

ベトナムのローカル揚げ餃子、Bang Goi(バインゴイ)。ハノイ旧市街を歩いていると、店先にあるでっかい鍋で揚げ物をあげているおばちゃんをたまに見かけます。たぶんそれ、Banh Goiです。（そんなことない）

揚げ春巻きのような軽い衣ではなく、結構部厚めの衣につつまれています。ちょっと厚めの皮の中には、挽肉、春雨、薄切りにしたソーセージなど。味がしっかりしてて、サクサクの触感、おやつについ食べたくなっちゃう味なのです。

Banh GoiのGoiは枕の意味があり、中身ぎっしり詰まったところに納得です。Banh Goiのお店でよく売られているのが、Nem Cua Be(ネムクアベー)というカニの身が入った揚げ春巻き、Banh Ran Thit(バインザンティット)という肉入り揚げドーナツです。

どれも美味しいのでぜひセットで食べてみてください。観光の中心地、ハノイ大教会のすぐ近くですが、外国人観光客よりも地元民に圧倒的に人気です。

ハノイ支店スタッフ激推し 伝説のBun Moc（ブンモック）

最後に・・・TNKハノイ支店のスタッフに代々愛されてきた屋台飯がこちら、Bun Moc Thuyのブンモック！

ブンジュウと同じ細い米粉麺ブンを使用し、豚ひき肉とキクラゲを練った肉団子、モックをこれでもかというほどぶち込んだ究極の一品。ブンモック屋台自体はよくありますが、ここのブンモックは他と比べ、旨味が段違いです。

これだけで腹いっぱいになるのでは・・・というほどごろごろ入ったモック、歯ごたえの良い大きなタケノコがわっさわさ、コクのあるスープが食べた人を虜にしてしまいます。テーブルに備え付けてあるライムをひと絞りすると、スープがぐっと爽やかになり、夏場でも全部飲み干してしまいたくなります。

細い路地の奥にあるその店は決して広くはなく、路地にもプラスチック椅子とテーブルを並べてあります。朝から地元民で大いに賑わっていますが、回転率と混雑に慣れたスタッフの対応がとても速いので、長時間待つことはありません。

定番はBunなのですが、個人的にはMien(ミエン)という春雨麺もおすすめです。BunよりもMienの方がスープがよく絡み、食感もあるので食べ応え抜群です。Mienの場合は、Mien Mocで注文してください。

※Dao Duy Tu通り側の路地の中にあります。

ローカルグルメの魅力

ローカルグルメの魅力は「安くて美味しいところ」とブログトップで書きましたが、それだけではありません。温かいハノイの人たちと交流し、地元民になりきって食べることで、ローカルグルメの美味しさは各段にアップします。

「オーダーの仕方が分からない」「食べ方がわからない」と恐がる必要はありません。地元民で混雑している店は間違いなく美味しい、どのメニューか分からなければみんなが食べているものを指さしオーダー。食べ方だって、みんなの食べ方を見様見真似でやってみればいいのです！

衛生面が心配という方も多いと思いますが、どこで何を食べてもあたるときはあたるんです。それは人それぞれで、私はハノイのローカルご飯でお腹の調子が悪くなることはあまりありませんが、私の父は水すらダメでした。心配であれば、ウェットティッシュや除菌ジェルを持ち歩くことをオススメします。

今までローカルグルメに挑戦したことのない方も、これを機にぜひハノイでチャレンジしてみてください。きっとローカルグルメの美味しさに、新しい発見があるかもしれません😆

以上、あずまでした！🍚🍜🍖

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