皆さんこんにちは。TNKトラベルホーチミン支店の須藤です。海外旅行の楽しみはなんといっても日本ではできない、その場所でのローカルな体験だと思います。
食べたことのないものに挑戦したり、経験したことのないことに挑戦したり。筆者も海外旅行が好きですが、何かと自分だけでは心配な部分も多かったり。しっかりした説明が欲しいときには観光ツアーに参加することがほとんどです。
今回は最近参加してきたホーチミンのおすすめのカイベー日帰りツアーに関して詳しくご紹介していきたいと思います。
メコンデルタ地方のカイベー
メコンデルタとは
メコンデルタとはメコン川とその支流の流れる地域のことを指します。この地域には流通ルートとして大小様々な水路が存在しています。また稲作を作る土地に恵まれており、ベトナムの米の輸出率の大半をまかなっているとも言われています。
カイベーとは
カイベー(cai be)とはメコンデルタ地域のティンヤン省にある村で、ホーチミンから車で南に約90キロのところにあります。メコンデルタの玄関口として知られる「ミトー」の先にあります。
この地域は古くから稲作や漁業が盛んで、運が良ければ漁の風景を見ることができるかもしれません。近年では日帰りでローカルな水上マーケットや船上での生活風景が見れると観光客に人気のエリアです。
カイベ―日帰りツアー
スケジュール
下記カイベーツアーのスケジュールです。朝から夕方までの昼食付きのアクティビティ満載のツアーとなります。
6:15 : TNKトラベルホーチミンオフィス前にご集合。
6:30頃 : カイベーに向けて出発。(道中約2時間半)
午前 : ボートに乗って船上集落見学+水上フルーツマーケットへ。
養蜂場にてハニーティー、ココナッツキャンディー工場では見学と試食。
メコンデルタ地方の伝統音楽と小演劇を鑑賞。
昼食 : カイベーの伝統料理に挑戦。 挑戦した料理とベトナム料理のコースをご堪能ください。
午後 : 手漕ぎボートでのジャングルクルーズと田舎道のサイクリング体験。
ホーチミンへ向けて出発します。
18:00-30:TNKトラベルホーチミンオフィス前にて解散。
ツアーの魅力①水上マーケットのフルーツ体験
ホーチミンから2時間半ほどでカイベーに到着したあとはボートに乗り換え水上マーケットに向かいます。ボートで上流へ進んでいくと何やら棒に食べ物を吊るした船が見えてきました。
ガイドに話を聞くと船によって吊るしているものが異なり、遠くからでも何を売っているのかわかるようにとのことでした。ガイドがココナッツが吊るされた船に声をかけココナッツを買ってくれました。
その他にもバナナやパインナップル、イモなどを売っている船を見かけました。時期によって食べ物の旬が異なり、吊るしているものが変わるようです。
ツアーの魅力②できたでのローカル体験
はちみつ農園
ボートで島に到着したあとは、はちみつ農園に向かいます。ここには実際に巣箱があり、できたてのはちみつを試食することができます。養蜂に使用される単箱を持ち上げて写真を撮ることもできます。
現地の方が金柑とはちみつをお茶で割ったドリンクを用意してくれました。椅子と机もあるのでちょっとしたティータイムです。純度100%のはちみつとローヤルゼリーも購入することが可能なのでお土産におすすめです。
ココナッツキャンディー工場
はちみつ農園のあとはココナッツキャンディー工場に向かいます。キャンディーはココナッツの白い部分を原料としているようで、白い部分をかき集める専用の器具もありました。
かき集めたココナッツを大鍋に入れ専用の機械で混ぜ合わせ、型に流し込み温かいうちに切り分けるという作業を地元の方たちは黙々とこなしていました。
こちらも試食することができましたが、優しい甘さがクセになる味で本来のココナッツの味を楽しむことができます。できたてでまだ温かいので生キャラメルのような食感でした。もちろんお土産としても販売しているので是非おすすめです。
ガイドに奥に連れられると、何やら何かを混ぜている方がいました。少し経つと急にパンパンパン!と音がなり弾け出しました。この正体はポップコーンでした。こちらもできたてで美味しかったです。
この工場は家族で経営しているようで、とてもアットホームな雰囲気でした。目でも口でも楽しむことできるエンターテイメント要素の多い素敵な場所でした。
伝統音楽鑑賞
ココナッツキャンディー工場をあとにして、ベトナムの伝統音楽鑑賞ができる場所にやってきました。歌自体はベトナム語ですが、ちゃんと衣装を着て演じているので何となく曲のイメージを掴むことができます。
ドラゴンフルーツやグアバ、見た目も味もライチのようなランブータンを始めとした南国のフルーツを食べながら音楽鑑賞を楽しむことができます。
ツアーの魅力③地元の方との料理教室
伝統音楽鑑賞の会場ををあとにして、昼食場所に向かいます。ここではたたご飯を食べるだけではなく、地元も方に教わりながら現地の料理を作ることができます。
今回はバインコット(ベトナム風たこ焼き)とカボチャの花の肉詰めの2品を作りました。現地の方たちはベトナム語しか喋れませんが、身振り手振りで丁寧に教えてくれました。
何かあったらガイドが通訳してくれるので安心です。その他にも大きな焼き魚やご飯が並んだりととても豪華な食卓でした。
ツアーの魅力④昼食後のアクティビティ
田舎道を自転車でサイクリング
昼食のあとは2つアクティビティがありますが、まずは島内を自転車でサイクリング。自転車に乗るのは何年ぶりかわかりませんでしたが、静かで素朴なカイベーの風景はなんだか少年時代にタイムスリップしたかのような気持ちにさせてくれました。
ジャングルの中を手こぎボート体験
サイクリングの中間地点に2つ目のアクティビティスポットの手こぎボート乗り場があります。2人1組になって出発です。まさにジャングル体験。みなさん子供のようにはしゃいでいました。(私も含めて)
今回はいませんでしたが、ボートから川に飛び込む方もいるのだとか。飛び込みたい方は事前にガイドに伝えるのと着替えをお忘れなく。尚、手漕ぎボートは結構です。という方は座るスペースのある木陰で待機することもできるのでご安心下さい。
まとめ
いかがだったでしょうか。水上マーケットや豊富なアクティビティ、現地の食文化に触れることのできるローカル体験満載のカイベー日帰りツアー。やはりツアーのメリットはガイドが同行してくれること。
その土地の歴史や文化も知ることができますし、何よりこのツアーでは日本語が喋れるベトナム人ガイドが同行してくれるので安心して旅行を楽しむことができるかと思います。あなたもホーチミンでは是非こちらのツアーに参加してローカル体験を満喫して下さい!
日本語ガイド付き
料金:$88~(2,112,000ドン、約9,900円)/1名様