皆さんこんにちは。TNKトラベルホーチミン支店の須藤です。乾季真っ最中のホーチミン。ツアーに参加するのもいいですが、日中は30℃を超す真夏日続き。そんな炎天下の中でも比較的快適に過ごすことが出来るスポット【サイゴン動植物園】。
最近隠れ観光スポットとして特にお子様連れやカップルから人気を集めています。今回はそんなホーチミンの隠れ観光スポット【サイゴン動植物園】についてご紹介します。
サイゴン動植物園について
サイゴン動植物園は1864年に開園した東南アジア最古の動物園と言われています。動植物園という名の通り、敷地内には動物園と植物園が併設しています。ホーチミンの目利き通りのドンコイ通りからタクシーで約10分とアクセスも良好です。
住所:2 Nguyễn Bỉnh Khiêm, Bến Nghé, Quận 1, Hồ Chí Minh 700000 ベトナム
営業時間:7:00-18:30
チケットを購入して園内へ
サイゴン動植物園の入園場所は3か所ありますが、メインの入り口はグエンビンキエム通りという大通りに面しています。帰りもすぐにタクシーを捕まえられる交通量の多さなので安心です。
緑色の入園ゲートを抜けるとすぐ右側にチケット売り場があるので、そこでチケットを購入しましょう。入園料は年齢別ではなく身長別となっています。
◆入園料
130cm以上 50,000ドン(約250円)
100cm~130㎝ 30,000ドン(約150円)
100㎝以下 無料
園内に入ると、まずその静けさと広大な敷地に驚きました。敷地内には合計100種類以上の動物や植物が飼育されています。
とにかく広大な敷地なので、最初に地図で現在地を確認してからルートを決めることをおススメします。また園内には機関車が走っているので効率よく回ることもできます。
サイゴン動植物園の見どころ
サイゴン動植物園には本当にたくさんの動植物が暮らしていますが、その中でも個人的にテンションが上がった見どころをご紹介します。
ホワイトタイガー(Hổ trắng)
ホワイトタイガーはインド周辺に生息しているベンガルトラの一種です。現在ホワイトタイガーは絶滅危惧種に指定さてている大変貴重な動物です。
ヒョウ(Con báo)
ヒョウはアジアからアフリカまで広い範囲に生息しています。ジャガーと間違えられることも多いですが、ジャガーの方が体つきがよく、尾が短いのが特徴です。
ヌー(Linh dương đầu bò)
アフリカのサバンナに生息していることでお馴染みのヌーですが、日本の動物園ではなかなかお目にかかれないレアな動物です。
キングコブラ(Rắn hổ mang chúa)
映画などでも出てくる、毒ヘビの代名詞として知られているキングコブラ。アジアに生息していますが、日本には生息していません。こちらもなかなかお目にかかれない動物です。
盆栽(Cây cảnh)
園内の植物園エリア付近ではたくさんのボンサイを見ることができます。これらは日本政府によって贈呈されたようです。
都会のオアシス、リラックスできる空間
なんといっても緑の多さに驚かされます。本当にホーチミンにいることを忘れてしまうかのような快適な空間です。動物を目当てに動物園として利用することはもちろんですが、芝生の上でおしゃべりしているお子様連れやカップルもちらほら見かけました。
地元の人たちの憩いの場としても利用されているようです。敷地内にイートインスペースや売店もあるのでレジャーシートを敷いてピクニックなんていうのもいいですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?動物園と植物園と1度で2度楽しむことのできるサイゴン動植物園。エネルギッシュなイメージのホーチミンですが、また違ったホーチミンを垣間見ることができるかと思います。緑がたくさんあり日陰も多いので、日中でも過ごしやすい穴場観光スポットです。ホーチミンに何度か来たことがある方にも是非訪れていただきたい場所です。
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