21歳大学生がベトナム女子旅を終えたリアルな感想。ダナンからホーチミンまで周遊してみて良かったところと注意すべきことまとめ

はじめに

筆者はベトナムが大好きです。ダナンからホーチミンまで周遊して良かったなぁと思うことは沢山ありますし、ベトナムといっても都市によって違うところが沢山あると感じました。

筆者がベトナムのダナンからホーチミンまで初めて周遊したのは大学3年生の夏、ぴちぴちの21歳の頃でした。21歳の女子大生だった筆者にとってベトナムは衝撃的な国であり、人の幸せとは何なのかを考えるきっかけとなった場所でもあります。

今回は、筆者がベトナム女子旅で感じたリアルな気持ちをお伝えします!

1:女子大生だった筆者の感じたホーチミンの魅力

筆者にとってベトナムの最初の都市は、ホーチミンでした。ホーチミンはベトナムの経済都市です。街には高層ビルが立ち並び、ナイトクラブや高級ブランドショップも点在しています。日本にあるホテルより豪華なつくりのホテルも多いです。

しかし、初めてベトナムに来た筆者はホーチミンに衝撃を受けました。日本と同じだとは思いませんでした。ホーチミンの第1区は日本の六本木と同じ場所です。でも、六本木とは違います。高級レストランも高級ホテルもリッチな生活をしている人もいます。

どこが違うか、それは、街なかの音と道路と歩いている人の身なりです。設置されているだけで機能していない信号機、割れたアスファルト、ぱりっとしたブラウスを着ている人とすれ違うのは汚れた服を着ている人。

日本の六本木は歩いている人の身なりに大きな差はありません。道をひとつ入ったところで風景は変わりません。ベトナムのホーチミンは違います。身なりに差はありますし、道をひとつ入ると道路の割れは激しくなりビルも無くなります。

たったの15分歩くだけで高層ビルは消えます。小学生にもいっていない年齢の子供が宝くじを売っています。それがホーチミンです。筆者はひどくショックを受け「悪いことをしている」気持ちになりました。

その後、ホーチミンで働いている日本人の方の話を聞いて「ベトナムの人の幸せ」を考えるようにもなりました。

ホーチミンには綺麗なビルもレストランも最先端のファッションもなんでもあります。日本よりも豪華な施設だらけです。そして、その施設の多くは「限られた」人のためにあります。観光客や一部のお金持ちのためにあります。筆者は悪いことだとは思いません。それがホーチミンです。

そう考えると、ホーチミンがより面白く見えるようになりました。現在地下鉄を開発中のホーチミンはいたるところでビルの工事をしており、まだまだこれからです。開発途中です。これからのホーチミンはどうなっていくのか、筆者はとても興味があります。

著しい経済発展と経済発展からこぼれるもの。それがホーチミンの魅力だと筆者は思います。サイゴン川のディナークルーズやスカイバーラウンジなども魅力的ですが、筆者はあえて上のことを挙げようと思います。

2:女子大生だった筆者の感じたニャチャンの魅力

ホーチミンとは一変、ニャチャンはとてもゆったりとしたリゾート地です。街なかを歩いていて差を感じることはありませんでした。それはおそらく、市街地の一部分だけが観光客向けに開発されているということだとも思います。

あとに書くダナンとニャチャンだと、筆者はニャチャンが好きです。理由は、ビーチ沿いにおしゃれなレストランが多いことと、リゾート自体がこじんまりしていることと、日本人観光客がほとんどいないからです。

ニャチャンに行くと、筆者は中国か韓国の人だと思われます。ホーチミンやダナン・ホイアンでは日本人だと思われます。どこの国の人が多いかだと筆者は考えます。日本人が少ないニャチャンだからこそ、外国に来た感覚を強く覚えました。

ダナンよりのんびりした雰囲気だった理由はわかりませんが……のんびりしていて好きです!

3:女子大生だった筆者の感じたダナンの魅力

ニャチャンのほうが好きだと書いたあとでダナンを書くのは気が引けますね……。ダナンも好きです!ダナンもニャチャンも海沿いにホテルが建てられていて、ダナンは工事中のホテルが多かったです。これからまだまだ開発がすすむ活気があります!

ダナンのほうが観光地としての規模が広いので、ダナン名物の橋や像など見どころも多いです。あくまで個人的な印象ではありますが、ダナンのほうがビジネス的な印象がつよかったので、都市がお好きな方はニャチャンよりダナンのほうがお好きかもしれません。

4:女子大生だった筆者の感じたホイアンの魅力

ホイアンの魅力は、旧市街とランタンとナイトマーケット!が定番ですが、筆者はあえて別のものをいいますね。筆者は、ホイアンの魅力は、なにもないところだと思います。旧市街について知っている方はご存知のように、ホイアンの旧市街は半日あればまわることができます。

観光地として有名なホイアンですが、実はそこまで規模は広くないのです。ホイアンに二泊三日滞在した筆者は時間を持て余しました。持て余したので、旧市街の横を流れていた川沿いを散歩しました。

すると、前のほうから、欧米系の方がレンタル自転車にのってこちらにやってきて、のどかな風景にほっこりしました。ホイアンというと旧市街やランタンの鮮やかなイメージが強いかもしれませんが、一部分だけです。

旧市街を出ると、ホイアンは赤土が見えます。アスファルトで土の色が隠されているところは少ないです。ホイアンの魅力は、開発されきっていない、一部分しか開発されていないところだと筆者は感じます。東南アジア独特の赤土と土で濁った川が見たくなったらホイアンに行きたいです!

5:注意すること

旅行全般にいえることですが、貴重品は離さないでください。ベトナムでタクシーに乗るときはスマホごと行き先の住所を見せるのではなく、住所をメモして紙を見せましょう。

地元の人の暮らしが見たい気持ちはわかりますが、自分は観光客だということを忘れずに、路地裏などには不用意に入らないようにしましょう。一人旅がはやっている今日このごろです。一人で旅行される際は、充分に周囲を見て注意してください。

もしひったくりにあったら、命のほうが大切です!危険を感じたらお金を渡して逃げましょう!

おわりに

ベトナムの雑貨やおしゃれカフェなどの明るい面はすでに多くの記事で書かれているので、筆者はあえて自分が感じたことをそのまま書いてみました。女子大生のきらきら記事を期待されていたらごめんなさい……。

でも、筆者は、ベトナムの開発している面も未開発の面も合わせて好きです!この両方が混ざり合ってこそ現在のベトナムの独特な雰囲気があると思います。ベトナムはこれからもどんどん幸せが生まれていく国だと思います。

ホーチミンからダナンまで周遊したことで、都市ごとに雰囲気・開発の進み具合が違うことがよくわかりました。ひとつの都市だけを旅行したらわからなかったことです。以上、筆者が21歳の女子大生だった頃に感じたリアルな気持ちでした!

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