前回の「オススメ夕日鑑賞スポット【アンコールワット編】」に続き、今回は「シェムリアップ郊外編」をお送りします。
アンコールワット周辺の夕日鑑賞が手軽に行くことができ人気ですが、ちょっと足を延ばして郊外でも夕日鑑賞を楽しむことができます。
トンレサップ湖(Tonle Sap)
郊外の夕日鑑賞スポットで堂々の1位を誇るであろうスポットがこちらのトンレサップ湖。
乾期の時期で琵琶湖の約4倍、雨期の時期になると琵琶湖の約20倍以上のサイズとなる東南アジア最大の湖の水平線に沈んでいく夕日をボートから見られるのが人気のポイント。
夕日鑑賞のついでにトンレサップ湖の水上生活村を見学することもできます。
シェムリアップの街から近いのは、チョンクニア(Chong Khneas / 街から30分ほど)とコンポンプルック(Kampong Phluk / 街から約1時間)という水上生活村。
◆チョンクニア
◆コンポンプルック
ベストシーズンは雨期後半の9月~11月頃。
乾期の時期は湖の水量が減りますが、雨期に水の下に隠れてしまう部分が見られるのは興味深いです。雨期と乾期の両方の時期に訪れると違いを楽しむことができます。
こちらは乾期の水上村の様子です。驚きの超高床式建築が見られるのも乾期ならではです。
湖の手前にチケットオフィスがあるのでそこでチケットを購入します。個人で行かれる場合はボートの料金交渉に注意しましょう。
気軽に行きたいという方はツアーに参加して行くのがベストです。
日本語ツアーもご用意してます!
プノンクロム(Phnom Krom)
あまり知られていませんが、こちらもアンコールパス(共通入場券)で入ることのできる遺跡です。
プノンとはクメール語で「山」のことを意味します。クロム山はプノンバケン、プノンボックと合わせてアンコール三聖山と呼ばれる山の1つでもあります。
場所はシェムリアップ市内から南に下り、トンレサップ湖へ行く少し手前にあります。
標高は140mと小高い丘のような感じですが、その頂上からは広大なトンレサップ湖を眺めることができます。
アンコール遺跡群に含まれますので他の遺跡と同じく入場の際のチェックポイントがあります。
行かれる際はチケットを忘れないように注意しましょう。
入場時間:7:30AM~17:30PM
遺跡についてもっと詳しく知りたい方はこちら⇒プノンクロム遺跡
バコン(Bakong)
ロリュオス遺跡群の内の1つ、バコンでも夕日が見られます。
こちらもシェムリアップ市内から30分ほどの場所にあり、幹線道路の国道6号線から近い場所にあるので、個人でも比較的行きやすい遺跡です。
アンコールワットよりも古い年代の遺跡なので夕日鑑賞目的でなくても楽しめます。
バコンは中央祠堂が高く、階段が少し急ですが登りきった先の景色は見ごたえ抜群。
バコンを含むロリュオス遺跡群の遺跡もアンコールパス(共通入場券)で入場することができます。
3日券や7日券を購入される方は是非足をのばして訪れてみてください。
入場時間:7:30AM~17:30PM
遺跡についてもっと詳しく知りたい方はこちら⇒ロリュオス遺跡群(バコン遺跡)
↓↓↓ロリュオス遺跡群(バコン)を見学できるツアーはこちら↓↓↓
西バライ(West Baray)
シェムリアップ中心部のオールドマーケットから空港方面に約25分ほど、「西バライ」も夕日鑑賞の穴場スポットです。
東西8キロ、南北2.1キロの大きさで、アンコール王朝最大のバライです。現在でもカンボジア人の憩いの場として利用されています。
観光客の姿はほとんどなく、長閑なローカルらしさを感じられるスポットです。
サイクリングの目的地として設定する場所としても程よく、おすすめです。
西バライは東バライとは異なり、現在も水が貯められているためボートに乗ることもできます。
岸辺の一部はビーチのように休憩できる小屋が並び、ハンモックカフェなどもあります。
のんびりとした時間の流れを感じられるスポットです。
遺跡についてもっと詳しく知りたい方はこちら⇒西バライ遺跡
↓↓↓西バライ遺跡を見学できるツアーはこちら↓↓↓
夕日鑑賞のポイントと注意点
どのスポットも30分~1時間以上郊外にあるので基本的にはツアー参加がおすすめ
ご紹介したスポットはどれもシェムリアップ中心部から30分~1時間ほど郊外に位置しますので、日が沈んた後はすぐに暗くなります。安全のためにも基本的にはツアーに参加して訪れることを推奨します。
どうしても都合が合わず、個人で行かれるという場合は信頼できるガイドやドライバーと行動し、現地でも単独行動は避けて見学しましょう。
個人で行く場合は金銭トラブル、特にボートの料金に注意
特にトンレサップ湖のボートでは料金交渉でもめたり、高額のチップを要求されるなどのトラブルが発生しています。
また、時間帯によっては個人の乗船は拒否されるといった例もあります。利用する場合は十分に注意して利用しましょう。
まとめ
ちょっと足をのばして郊外に訪れると、アンコールワットやアンコール遺跡周辺とはまたひと味違う風景に出会うことができます。
ツアーに参加して手軽に行くこともできますし、旅慣れた方なら個人で行ってみることもできますが注意点には十分に気を付けて、
安全に楽しく夕日鑑賞を楽しみましょう!!
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