スオスダイ!
スムージー生活にハマるシェムリアップのヤナギーです。
さて今回は夏休み前必見!アンコールワット観光の際に、
日本から持ってきていると便利なアイテムを紹介させていただきます。
っと、その前にまずは、カンボジアの基本情報に関しておさらいしましょう。
カンボジアの気候について
まずカンボジアは熱帯モンスーン気候に属していて、乾季(11月~5月)と雨季(6月~10月)の2つの季節に分けられます。
日本のように四季があるわけではく、1年中日本の夏のような気候で過ごせます。
首都のプノンペンとアンコールワットがあるシェムリアップで大きく違うことはありません。
カンボジアと日本(東京)の気温と降水量の比較は以下のとおりです。
年間気温比較
単位/℃ | カンボジア平均気温 | カンボジア平均最高気温 | カンボジア最低気温 | 日本(東京)月平均気温 | 日本(東京)月平均最高気温 | 日本(東京)月平均最低気温 |
2015年1月 | 25.6 | 31.1 | 21.2 | 5.8 | 10.4 | 1.8 |
2015年2月 | 26.9 | 32.7 | 22.3 | 5.7 | 10.4 | 1.9 |
2015年3月 | 29.3 | 35 | 24.9 | 10.3 | 15.5 | 5.8 |
2015年4月 | 30 | 35.8 | 25.6 | 14.5 | 19.3 | 10.1 |
2015年5月 | 30.8 | 37.2 | 27 | 21.1 | 26.4 | 16.6 |
2015年6月 | 29.5 | 35.5 | 26.1 | 22.1 | 26.4 | 18.6 |
2015年7月 | 29.2 | 34.8 | 25.8 | 26.2 | 30.1 | 23.2 |
2015年8月 | 28.5 | 34.1 | 25.3 | 26.7 | 30.5 | 23.9 |
2015年9月 | 28 | 33.2 | 25 | 22.6 | 26.4 | 19.8 |
2015年10月 | 28.3 | 33 | 25.3 | 18.4 | 22.7 | 14.8 |
2015年11月 | 28.6 | 33.1 | 25.3 | 13.9 | 17.8 | 10.7 |
2015年12月 | 27.8 | 32.9 | 24.2 | 9.3 | 13.4 | 5.8 |
年間降水量比較
単位/mm | カンボジア月降水量 | カンボジア月平均降水量平年値 | 日本(東京)月降水量 | 日本(東京)月平均降水量平年値 |
2015年1月 | 3 | 10 | 93 | 52.3 |
2015年2月 | 0 | 4 | 62 | 56.1 |
2015年3月 | 3 | 30.2 | 94 | 117.5 |
2015年4月 | 124 | 70.7 | 129 | 124.5 |
2015年5月 | 34 | 123.6 | 88 | 137.8 |
2015年6月 | 100 | 149.3 | 196 | 167.7 |
2015年7月 | 84 | 159.8 | 235 | 153.5 |
2015年8月 | 191 | 193 | 104 | 168.2 |
2015年9月 | 246 | 279.3 | 504 | 209.9 |
2015年10月 | 185 | 244 | 57 | 197.8 |
2015年11月 | 92 | 117 | 140 | 92.5 |
2015年12月 | 13 | 26.1 | 83 | 51 |
(データ元:気象庁世界の天候データツールの2015年より抜粋)
カンボジア旅行 持ち物リスト
まずは、カンボジア旅行の際の持ち物リストを一覧で紹介させていただきます。
「★」がついたものは、後述させていただきます。
1.パスポート(有効期限6か月以上)
2.パスポートのコピー 1枚以上
3.【カンボジアビザ(査証)用】 証明写真(3.5×4.5センチ 1枚)と筆記用具
4.【カンボジアビザ(査証)用 】 滞在在先のホテル名と住所のメモなど
5.【カンボジアビザ(査証)用 】ビザ(査証)費用 $30
6.スマートフォンやデジタルカメラなど
7.クレジットカードまたはATMで引き出せるデビットカード など
8.現金(米ドルUS$と日本円JPY)★
9.強烈な日差し対策グッズ★
10.カンボジアの気候に適した洋服類★
11.常備薬や化粧品など★
現金(米ドルUS$と日本円JPY)★
カンボジアでは現地通貨として、カンボジア・リエル(KHR)があります。しかし、カンボジア・リエルへの両替はオススメではありません。
なぜなら、カンボジアでは米ドルが一般的に流通しているからです。そのため、日本側(空港や銀行など)で事前に米ドルへ両替しておきましょう。
買い物際には1ドル以上のおつりは、米ドル(US$)で渡されますが、1ドル未満の場合は現地通貨のカンボジア・リエルに換算されて返されますので、事前にカンボジア・リエルと米ドルのレート感覚を把握しておきましょう。以下、カンボジア・リエルと米ドルのレート早見表です。ぜひ、アンコールワット旅行の際にお役立てください。また、お支払いで米ドルを取り扱う際の注意点を理由とともに箇条書きでまとめさせていただきます!
カンボジア・リエル:米ドルレート早見表(※2018年6月現在)
カンボジア・リエル | 米ドル |
4,000Riel | 1US$ |
3,000Riel | 0.75US$ |
2,000Riel | 0.5US$ |
1,000Riel | 0.25US$ |
400Riel | 0.1US$ |
米ドルを取り扱う際の注意点
・100US$や50US$などの大きい単位のお札ではなく、10US$、5US$、1US$などの細かなお金を多めに用意しておく!
→理由:店側が十分なUS$のお釣りを用意できないことが多く、支払いを断られやすいため。
・汚れていたり、破れているのをテープで止めているようなお札は受け取らない! ・旧札(大体1980~1990年代に発行)や2US$は受け取らない! →理由:お支払いの際に、店側が受取りを断るため。 |
強烈な日差し対策グッズ
帽子・日焼け止め
カンボジアが含まれる東南アジア全体は日本と比べて赤道に近いため、紫外線の量が多いです。
そのため、老若男女問わず日焼け対策はほぼ必須と言っても過言ではありません。
カンボジアでも買えないことはありませんが、せっかく旅行に来ているのにそのアイテムを買うために使う時間がもったいないので、
出来れば日本で使い慣れているアイテムを持っていったほうが良いでしょう。帽子や日傘には顔、首、頭皮などを紫外線から守る効果があるほか、熱中症対策にも有効です。
日焼け止めをより効果的に使うコツとしては、ベビーパウダーと一緒に使用すると汗を描いてもベタつきにくくなるのでオススメです。
サングラス
また、直射日光から目を保護してくれるサングラスも持っていきましょう。
実は、サングラスは濃い色のほうよりも薄い色のほうが紫外線対策効果があります。濃い色のほうが眩しくないので、効き目があるように思われますが、濃い色をかけることであたりが暗くなったと目が勘違いし、瞳孔が開くため、紫外線の吸収量があがってしまいます。
そのため、サングラスをかける際には、薄い色で「紫外線透過率」が0.1%以下の物を選ぶのがオススメです。
カンボジアの気候に適した洋服類
先述しましたが、カンボジアの気温は日本の夏と同じような気候です。
そのため、年間を通じて男性ならTシャツ・短パン、女性ならワンピースなどの夏服も過ごすことが可能ですが、他にも便利なアイテムを持ってきておくと、急だったり思わぬ天候や気候の変化に対応しやすくなります。
下着は滞在日数分持っておくと便利です。長期滞在の場合は、ホテルなどのクリーニングサービスの利用も視野に入れておきましょう。
合羽・レインコート
東南アジアに属するカンボジアは大きく分けて乾季と雨季、2つの時期があります。
雨季にあたる5月下旬~10月下旬頃はスコールと呼ばれる短時間だけ降る豪雨が頻繁に起こり、
遺跡・市内観光問わず徒歩での移動がしづらくなります。
折りたたみ傘を持参される人もいますが、豪雨ためあまり役に立ちません。
そのため、合羽やレインコートのほうが移動できる分重宝します。
ただし、合羽やレインコートは視界が悪くなったり、通常時よりもあるきにくかったりするので、
場合によってはスコールが止むのを待つのも1つの手です。
サンダル
年中気温が高いカンボジアでは、ちょっとした外出ならばサンダルが役立ちます。
中級(3つ星)クラス以上のほとんどのホテルには備え付けられているので、日本から持ってこなくてもOKですが、出来れば履き慣れたものが良いと思いいます。
また遺跡観光時はよく歩くことになるので、スポーツサンダルやスニーカーが無難です。
クロックスなどを履く方もいらっしゃいますが、スコールの後などは滑りやすいので、ご注意ください。
薄手パーカー・カーディガン
薄手のパーカーやカーディガンは2つの意味で役立ちます。まず1つは日焼け対策、特に日差しが強烈なカンボジアではちょっと出かけるだけでもだいぶ日に焼けてしまうので、肌を守りたい方は必ず持参しましょう。
また、もう1つは冷房対策です。カンボジアを含む東南アジア全体では「予め、部屋や車内を冷やしておくことが礼儀」と思われている文化があります。ホテルやスーパーなどに入った時にガンガンに冷房が効いていて肌寒く感じることもあるので、1枚位は持っておくと重宝します。
可能であれば、水に濡れてもすぐに乾きやすいナイロン製がオススメです。
水着
滞在先のホテルにプールが付いている場合に持ってきておきたいのが水着です。
遺跡観光や市内観光の後、プールに入って火照った身体を癒やしましょう。
ホテルによっては夜の入水は禁止されていることもあるので、要チェックです。
常備薬や化粧品など
慣れない気候や食べ物を食べたり、外の暑さと室内の空調の寒暖差で体調を崩す方は多いです。せっかくの旅行なのに、
体調を崩して楽しめなくなってしまっては元も子もありません。ここでは日本から持って起きたほうが良い便利グッズをご紹介いたします。
胃薬や整腸剤など
カンボジアではよく「腹痛」や「下痢」などが比較的多くかかる症状なので、胃薬や整腸剤は持ってきたほうが良いです。
ただし、気をつけてもらいたいのは下痢を止めるような薬を飲むことです。下痢は、お腹の中に悪い菌を身体が排出しようとするために引き起こされいる症状なので、薬で無理に下痢を止めると逆に身体に負担がかかり、菌が排出されなくなるので体調が悪化する場合があります。
そのため、下痢になった場合には水分補給を徹底し、ある程度腹痛が収まるまでトイレに篭りましょう。
それでも体調が良くならない場合は、必ず病院に行きましょう。
虫除けスプレー
1年中夏の気候のため、非常に虫が繁殖しやすいです。特に蚊が湧きやすく、旅行中はよく刺されることになります。そのため、虫除けスプレーなどを持ってきておくと便利です。
蚊に刺されることで発症するデング熱という病気は、39~40度に及ぶ発熱と腰部中心の激しい筋肉痛、関節痛や眼痛などをを引き起こし、1週間程度長引くこともあります。せっかくの旅行を台無しにしないためにも、外出時はもちろん、風呂上がり寝る前などにサッと肌につけるなどをして刺されない対策をバッチリしましょう。また、蚊の次に湧きやすいのが蟻です。
キャンディーやガム、ジュースなどを裸の状態で放置しておくと、すぐに湧いてきます。カンボジアの蟻は人間の肌を噛むことがあり、人によっては腫れ上がることもあります。甘いものは放置しないようにしましょう。
ウェットティッシュやポケットティッシュ
アンコールワットなどの遺跡近くにあるトイレなどは紙が切れていることが多いです。
また街全体が埃っぽいので、ウェットティッシュなどを携帯しておくと非常に役立ちます。
食事の際も、箸やスプーンなどの食器を拭うことも出来ますし、お手拭き代わりに使用できるので、
忘れないようにしましょう。
まとめ
アンコールワット観光の際に役立つ持ち物をまとめさせていただきました。
どのアイテムもわざわざ新しく買うのではなくて、なるべく使い慣れた日常的な物を持ってくるほうが良いでしょう。
こちらの記事が皆様のアンコールワット旅行のお役に立てば幸いです。