GWのベトナム旅行は要注意!?ゴールデンウィークのハノイ・ダナン・ホーチミン三大都市の天気と注意店を解説します

GWのベトナム旅行は要注意

しんちゃーお!

みなさんこんにちは、中の人です。毎度おなじみのベトナムの挨拶で始まりました。ちなみに、親しい間柄になると、チャオXX(呼称)のように砕けた感じで使うこともあります。

突然ですが、皆さんは、今年のゴールデンウイークはどこにお出かけされますか?国内旅行に行かれる方、海外旅行に行かれる方など、様々だと思いますが、今回はゴールデンウィークにベトナム旅行に行かれる方向けに、ベトナムのお天気事情を紹介していこうと思います。

地図を見たらわかりますが、ベトナムは日本と同じように縦に長くなっています。北海道と沖縄の気候が異なるように、ベトナムも北部、中部、南部で気候が異なりますので、各地域ごとお天気事情を紹介していきます。

当記事は、ベトナム在住のスタッフが実際の体験に基づいて作成しています。個人の主観による情報ですので、記事の内容が原因となるトラブルなどについては、当社では責任を負いかねます。ご理解いただきますようお願いいたします。

いつでも常夏!?ベトナム南部ホーチミンの天気

ベトナム南部ホーチミンのゴールデンウィークの天気

初めに、ホーチミン市をはじめとするベトナム南部の天気に関して紹介していきます。

ベトナム南部のゴールデンウイークの天気

ベトナム南部における日本のゴールデンウイークの時期(4月末~5月初)は、乾季と雨季の変わり目に当たり、湿度が上がり始めることもあり、一年で一番暑い時期といわれています(日本人からしたら、年中暑いですが)。

日本でいうところのじめじめした暑さ、ムシムシする暑さという不快な暑さの時期です。雨季といっても、1日中雨が降り続けるわけではなく、一時的に大量の雨が降り、しばらくすると止んで晴れるという流れを繰り返すことになります。スコールや夕立、ゲリラ豪雨をイメージしてもらうとわかりやすいです。

日本とは道路の排水設備が大きく違うということもありますが、雨が降ると、道路が冠水してしまうということもたびたび発生します。

ベトナム南部の気候

ベトナム南部は熱帯モンスーン気候に属し、1年を通して25℃~30℃程で推移し、年間平均気温は26°Cほどです。5〜10月頃が雨季、11〜4月頃が乾季で、雨季の始まる4〜5月が最も暑く、湿気も高くなり不快な暑さが続きます。

ベトナム南部では、基本的にいつでも半袖半ズボンで過ごすことができますが、店や施設の中はエアコンが効きすぎて逆に寒いということもありますので、軽く羽織れる長袖を持っておくのがおすすめです。

きちんとした対策が必要?ベトナム中部の天気

ベトナム中部ダナンのゴールデンウィークの天気

次に、ダナンやホイアンといった都市があるベトナム中部の天気について紹介していきます。

ベトナム中部のゴールデンウイークの天気

ベトナム中部における日本のゴールデンウイークの時期(4月末~5月初)は、乾季の中頃に当たり、最高気温が30℃前後、、最低気温が23℃前後で、比較的過ごしやすいといわれている時期です。

6月になると台風が発生し、大雨になるということもありますが、5月頃であればまだこの心配はありません。8月の雨季に向けて気温が上がり始める初期段階位の感覚でいてもらえたらいいかもしれません。中部の乾季は日差しが強いので、日焼け対策は必須です。

特に、フエの王宮やホイアン近くのミーソン遺跡など屋外で活動する際には、帽子、日焼け止め、薄手のアームカバーなどの日よけアイテムやうちわや扇子などの暑さ対策アイテムをご用意の上、充分な水分補給を実施することを忘れないでください。

現地で売っている「ノンラー」と呼ばれる笠を使うのもいいかもしれません。

ベトナム中部の気候

ベトナム中部も熱帯モンスーン気候に属し、1年通して気温が高く日差しが強いです。最低気温が20°Cを下回るようなことはなく、皆さんが想像するいわゆる東南アジアの気候だと思ってください。

一般的に1〜7月が乾季、8〜12月が雨季といわれていますが、乾季である6月頃には台風が発生することもあり、スコールのような雨が降るようになります。

ベトナム中部の雨季は、雨が降りすぎて川が氾濫し街に甚大な被害を与えてしまうことがあります。ホイアンの旧市街はトゥボン川沿いにあり、雨季になると川が氾濫して、ホイアンの旧市街を水没させてしまうというようなことが数年に一度ほど起こります。

四季がある?ベトナム北部の天気

ベトナム北部ハノイのゴールデンウィークの天気

最後に紹介するのが、ハノイをはじめとするベトナム北部の天気です。

ベトナム北部のゴールデンウイークの天気

ベトナム北部は1年でも最も暑い季節になります。ベトナム北部には四季があり、5月〜10月頃は、日本の夏と同じように暑い日が続きます。最高気温が30度を超える日が続きます。

台風が来ない限り、雨が降ることはあまりないですが、その分、空気が乾燥して街が埃っぽくなるのでマスクがあると良いでしょう。また、ハロン湾やチャンアン渓谷などの観光地に行かれる際は日差し対策が必須です。

また、サパなどの山岳地帯に行くことを計画されている場合には、寒さ対策もきちんと実施したうえで渡航に臨んでください。日中の最高気温は30℃前後ですが、夜や早朝は10℃前後になるということが予想されます。

ベトナム北部の気候

ベトナムといえば、南国で一年中暑いイメージを持っている方も多いと思いますが、ベトナム北部、とりわけハイヴァン峠より北側はケッペン気候区分に属し、基本的には雨季と乾季の2つですが、3〜4月頃が春、5〜10月頃が夏、11月頃が秋、12〜2月ころが冬といった感じで四季があるともいわれています。

7〜8月の雨季には最高気温が40°C近くまでなる日があるかと思えば、1〜2月の乾季では最低気温が10°C前後になる日もあり、年間の気温差がかなり激しくなっています。

また、サパと呼ばれる山岳地帯では、最低気温が0°Cほどになることもあり、場合によっては雪が降ることもあります。

ベトナムの天気まとめ

ベトナムの青空

今回は、ゴールデンウイークのベトナム各地のお天気事情を紹介してきました。ベトナム南部などは場合によっては雨季に入っている可能性もあり、充分に楽しむことができないと思われることもあるかもしれませんが、雨季だからこそ見れる光景もあります。

傘を使ってもあまり意味がない程の雨が降るので、ベトナム人は基本的に傘を使わず、どこかの軒下に避難して雨が止むのを待つか合羽を着るかの2択です。

バイクに乗っている人は、基本的に合羽を常備しているため、一斉にポンチョタイプの合羽を着用しそのままバイクを運転します。

このような姿は雨季ならではの光景ですので、その時期だからこそ見て感じることのできるベトナムを感じてみてください。

それでは、またお会いしましょう。

ヘンガップライ!

*記事内で「弊社催行ツアー」などと記載されてるものは現在では提供しておりません。TNKトラベルのツアーはすべて提携ツアー催行会社が提供しております。