2025年更新!ベトナム観光のビザ最新情報、無料(ノービザ)ではいつまで滞在できる?

ベトナム観光のビザ最新情報

しんちゃーお!

みなさんこんにちは、中の人です。他の記事も読んだことがある方はお分かりかと思いますが、シンチャオ(Xin Chao)はベトナムの挨拶で、日本と違って朝でも昼でも夜でもシンチャオでOKです。

前置きはこの辺にして、少し調べた方はご存知かもしれませんが、ベトナムはノービザで行くことができる国の一つです。今回はベトナムの観光ビザ事情について紹介していきます!

当記事は、ベトナム在住のスタッフが実際の体験に基づいて作成しています。個人の主観による情報ですので、記事の内容が原因となるトラブルなどについては、当社では責任を負いかねます。ご理解いただきますようお願いいたします。

ベトナムは観光ビザなし(ノービザ)で入国可能!

ベトナムは観光ビザなし

冒頭にも述べたように、日本人にとってベトナムは一定の条件をクリアしていれば、ビザ(査証)の取得が免除されます。このことをビザなしや(ノービザという言い方をしますが、ここでは、ビザが免除去れるケースを紹介していきます。

ちなみに、ビザ免除されている国は日本、韓国、英国、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、ロシア、ベラルーシの13カ国のみです。

ビザ(査証)が免除される条件

ベトナムにビザ免除で入国する場合には以下の条件を満たしておく必要があります。

・国の公的な機関から発行された有効な旅券(パスポート)を保有していること

・ベトナム入国の時点で旅券(パスポート)の有効期間が6か月以上であること

・ベトナム滞在期間が45日以内であること

・入国時点で往復または他の国へ出国する航空券を保有していること

・ベトナムの法令の規定により入国禁止措置の対象となっていないこと

ビザ(査証)を取得しての観光

ベトナムの空港

ベトナムに45日を超える期間滞在する場合には、ビザ(査証)の取得が必要になります。ここでは、観光目的で入国する場合のビザに関して紹介していきます。

観光ビザ

ベトナムに45日を超えて滞在する方法の一つとして、観光ビザを取得するという方法があります。観光ビザは、日本にあるベトナム大使館(東京)もしくは領事館(大阪、福岡)に直接または

郵送で申請を実施する必要があります。期間は1か月と3か月(90日)があり、ビザ免除で入国できる期間が45日になったことで、基本的には3か月(90日)で申請することになります。

ビザの種類は、一度出国すると無効になるシングルエントリーとビザの有効期限内であれば何度でも出入国可能なマルチエントリーの2種類があり、申請時に選択することができます。

電子ビザ(e-Visa)

ベトナム政府は全ての国・地域を対象に、査証のオンライン申請サービスを提供していますので、電子ビザ申請で入国するという方法があります。

ベトナムへの渡航前にオンラインでビザ(査証)申請・取得を行い、所定の空港などの国境地点でベトナム到着時に 電子ビザ(e-Visa)を提示します。

2024年11月時点では、e-Visaを利用して出入国が可能な箇所は13空港、13港湾および16陸路国境地点となっています。観光で訪問する際によく利用されるノイバイ国際空港(北部)、ダナン国際空港(中部)、タンソンニャット国際空港(南部)に関してはいずれも対象になっています。

観光ビザと同じく、一度出国すると無効になるシングルエントリーとビザの有効期限内であれば何度でも出入国可能なマルチエントリーの2種類から選ぶことができます。

アライバルビザ(到着ビザ)

ベトナム北部にあるノイバイ国際空港や、ベトナム南部の主要空港であるタンソンニャット国際空港を含む主要空港などにおいて、一定の要件を満たした場合にアライバルビザ(到着ビザ)の発給制度が運用されています。

しかしながら、事前にベトナム入国管理局が発行している事前許可番号通知書があり(これがないとビザの申請が認められません)、かつ以下のいずれかの条件を満たしていないと発給が認められませんので、注意が必要です。

アライバルビザ発給のための条件(一部抜粋)

・ベトナム入国前に多くの国をまたいで移動していること

・ベトナムの海外旅行代理店主催するプログラムで、観光または旅行の目的で入国すること

・親戚の葬式に出席するため、または重病にかかる患者のお見舞いをするために入国する場合

2023年以前のビザルールとの変更点

ハノイの空港

2023年6月24日に「ベトナム国民の出入国に関する法律およびベトナムにおける外国人の出入国・通過・居住に関する法律の多数の条項の修正および補足(法律23/2023/QH15)」がベトナム国会で可決され、2023年8月15日に施行されました。

この改正で、外国人旅行者のビザ要件が緩和されています。この改正における主な変更点は以下のようになっています。

観光ビザなしでの滞在期間の延長

改正前は観光ビザなしで滞在できる日数は15日間でしたが、改正で45日間に延長されました。

ビザなしでの再入国に関する規制の撤廃

改正以前は、観光ビザなしで入国するためには前回のベトナム出国から30日以上期間をあける必要がありましたが、改正でこの制限が撤廃されました。この制限があったことにより、ベトナム入国→

カンボジア/ラオス観光→ベトナム出国のルートで観光する場合には、ビザを取得しておかなければなりませんでしたが、この必要がなくなり複数都市の観光もしやすくなりました。

電子ビザの内容変更

電子ビザで許可される滞在日数が30日から90日に延長されました。また、シングルビザ(1度出入国に限り有効)だけでなく、マルチビザ(期間内の出入国制限なし)を選べるようになりました。

まとめ

ホーチミン旅行のビザ

いかがでしたでしょうか。今回は、ベトナム観光を実施する際のビザに関して紹介してきました。数年前にアイドルのMVで利用されたことでも注目されましたが、近年ビジネスチャンスがある国、発展が目覚ましい国として注目されています。

最後のほうで述べた改正によって、ベトナムでの長期滞在が可能になり、観光ビジネスをはじめとした産業に磨きがかかることが期待されています。

皆さんも一度注目度No.1のベトナムを体験してみてください。他の記事では、各都市の過ごし方などを紹介していますので、そちらもチェックしてみてください。

では、またお会いしましょう。

ヘンガップライ!

*記事内で「弊社催行ツアー」などと記載されてるものは現在では提供しておりません。TNKトラベルのツアーはすべて提携ツアー催行会社が提供しております。