皆さんこんにちは！ホーチミン在住スタッフです！今回はよくお問い合わせいただく「ホーチミン観光はどれくらい日数があれば楽しめますか？」というご質問に答えていきたいと思います。
旅の楽しみ方は人それぞれだと思いますが、結論から述べると、現地滞在2泊3日（日本からの移動含め4日間）あればホーチミン旅行を充分楽しめると思います！今回は2泊3日でホーチミンを余す所なく味わい尽くすプランをご紹介します。
| 当記事は、ベトナム在住のスタッフが実際の体験に基づいて作成しています。個人の主観による情報ですので、記事の内容が原因となるトラブルなどについては、当社では責任を負いかねます。ご理解いただきますようお願いいたします。 |
3日間あればホーチミン旅行を充分楽しめる理由
ホーチミン市はベトナム最大のビジネス都市であり、空港からのアクセスも非常に良く、コンパクトにまとまっています。市内中心部に観光名所や歴史的スポットが点在しており、忙しいスケジュールで短期間しか取れない方でも、主要スポットを巡ることが充分に可能です。
また、ホーチミン市内から出発する郊外の日帰り観光地も片道2時間以内程度で行くことができるため、2日あれば主要な観光スポットを網羅することができます。また、東南アジアの中で随一の治安の良さを誇るベトナムでは、夜に観光することも容易です。夜の時間も有効活用することで充実した3日間を過ごすことができます。
短期間でホーチミン旅行を楽しむポイント
①リーズナブルな食文化を楽しむ
フォーやバインミー、現地のカフェ文化も満喫できるホーチミンならではの楽しみ方があります。屋台や食堂など短時間で楽しめるお店が沢山あるのでぜひ活用しましょう。
②現地ツアーを活用
メコン川やクチトンネルなど、日帰りツアーが豊富なので、効率よく観光できるよう活用しましょう。特に後述する「クチトンネル＆メコンデルタ1日ツアー」がおすすめです。
③移動手段は配車アプリを活用する
グラブ（配車アプリ）を利用すると、短い滞在期間でもスムーズに移動が可能です。グラブは東南アジア全域で使われている有名なアプリであるため、日本にいるうちに必ずダウンロードしておきましょう。
2泊3日のホーチミン旅行のおすすめプラン
ここからは2泊3日でホーチミンを満喫するプランをご紹介します。なお前提として、初日は深夜から早朝に日本を出発して、日中にホーチミンに到着するプランとなっています。
1日目：ホーチミン到着と市内散策
ホーチミンの国際線の発着空港であるタンソンニャット国際空港に到着したら、まずは市内中心部に向かいましょう。空港から市内中心部まではタクシーで30分程度、非常にアクセスが良いです。タクシーの手配は、配車アプリの「グラブ」がおすすめです。こちらの記事で詳しくご紹介していますので、ご参照ください。
【2024年更新】タンソンニャット国際空港からホーチミン市内への移動手段（タクシー、グラブ、ローカルバス、送迎車チャーター）について詳しくご紹介します
ホーチミン市内中心部に移動したら、チェックインを済ませて早速市内散策へ！ホーチミン市内には、歴史や文化を感じられるスポットから地元グルメやショッピングが楽しめる場所まで、さまざまな観光地が点在しています。以下に、ホーチミン市内散策におすすめのスポットをまとめました。
サイゴン大教会
フランス植民地時代の象徴ともいえる大聖堂で、19世紀に建てられた赤レンガの建物が印象的です。荘厳な外観と美しいステンドグラスが特徴で、市内観光の代表的なスポットです。
中央郵便局
サイゴン大教会の隣に位置する、フランス人建築家エッフェル（エッフェル塔の制作者！）によって設計された歴史的建物。中は美しいアーチ型の天井で、郵便局としても現役で利用されています。土産物の購入にもぴったりです。
戦争証跡博物館
ベトナム戦争の悲惨さを伝える展示が多く、戦争の歴史を学びたい方におすすめ。戦車や戦闘機の展示、当時の写真や記録など、訪れた人に深い印象を与える内容となっています。
統一会堂
かつて南ベトナム政府の大統領官邸として使用された建物で、1975年に北ベトナム軍によって陥落した歴史的な場所です。内部は豪華な造りで、当時のベトナムの政治や生活様式を感じることができます。
ベンタイン市場
ホーチミン市で最大の市場で、日用品から食材、雑貨、衣類、土産物までなんでも揃うスポットです。市場内ではベトナム料理も堪能できるため、グルメ好きにもおすすめです。
ドンコイ通り
おしゃれなブティックやカフェ、レストランが並ぶドンコイ通りは、地元の若者や観光客に人気のエリアです。ヨーロッパ風の建物が多く、散歩やショッピングが楽しめます。
グエンフエ通り（歩行者天国）
ホーチミン市中心部にある広い歩行者天国で、週末や夜間は多くの人で賑わいます。周囲にはレストランやカフェ、ショップが立ち並び、季節によってはイベントも開催されます。
2日目：郊外観光日帰りツアーに参加
ホーチミン発の日帰りツアーでは、都市部を離れてベトナムの自然や歴史を感じられるスポットが人気です。特に、2大観光地として有名な場所が「クチトンネル」と「メコンデルタ」です。短時間で、これらの場所を効率的に巡るには、2大観光地を1日で巡る日帰りツアーが最適です。
そこでおすすめのツアーが「クチトンネル＆メコンデルタ日帰りツアー」です。高速道路を使って2大観光地を1日で巡り切るプランとなっており、ホーチミン滞在が短い方、効率よく観光したい方は参加必須のツアーとなっています。
https://www.tnkjapan.com/tours/detail/23
午前中はクチトンネルへ
ホーチミン市内から北西に約1時間半でアクセスできるクチトンネルは、訪れるべき歴史的スポットのひとつです。ベトナム戦争中に南ベトナム解放民族戦線（ベトコン）の基地が築かれ、地下にはアリの巣のように複雑なトンネルが張り巡らされています。
現在は世界中の観光客が訪れる人気スポットとなっており、アメリカ軍が放棄した戦車や、当時の様子を再現した展示や模型を見ることができます。また、ベトナム人が小柄な体を活かして展開した戦略や、戦時中の生活の一端を追体験することも可能です。
午後はメコンデルタへ
ホーチミンから約1時間半で訪れることができるメコンデルタに移動し、まずはランチをいただきます。メコンデルタはベトナム南部の代表的な観光地で、メコン川の三角州地帯に広がっています。肥沃な土壌と熱帯気候のおかげで、マンゴーやランブータン、ココナッツなどのフルーツが豊富に栽培されています。
観光の目玉である手漕ぎボートクルーズでは、マングローブが茂る水路を進み、ココナッツの木々がトンネルのように覆う景色を楽しめます。また、小島でのココナッツキャンディー工場やハチミツ農園の見学も含まれており、希望すれば現地で飼育されている大きなニシキヘビを首に巻くユニークな体験もできます。
ツアーを終えてホテルに帰着するのは夕方18:00〜19:00頃。ディナータイムに充分間に合います。
3日目：ショッピングとスパ巡りを経て空港へ
3日目はゆったりとショッピングとスパ巡りがおすすめ。また、初日に訪れることができなかった市内の観光スポットへ行ってみることもいいでしょう。ショッピングはドンコイ通りや日系デパートの高島屋がおすすめです。高島屋は観光エリアの中心部にあり、周辺には有名なお土産店が集まっています。
ホテルチェックアウト後の午後は、スパやマッサージがおすすめです。ベトナムのスパは非常にリーズナブル。プランによってはシャワーやジャグジーバス付きのプランもあります。最終日はスパで癒されて旅疲れゼロに。夜発の飛行機もこれでぐっすり眠ることができます。
夜間のホーチミン市内は混雑するため、移動時間を1時間ほど見て、少し早めに空港に向かうことをおすすめします。空港内にもお土産店やレストランはありますが、日本ほど充実していないので、市内で食事を済ませてから移動されることをおすすめします。
結論！ホーチミンは2泊3日で充分楽しめる！
いかがでしたでしょうか？ホーチミンは2泊3日で充分楽しむことができます。よりタイトなスケジュールにしたい場合は、少し強行的ですが、2日目のツアーのあとにそのままフライトすることで、1泊2日（移動合わせて3日）でも楽しむことができると思います。ただし、繁忙期などは観光地や空港が混雑しますので、このようなスケジュールは避けたほうがいいでしょう。
私たちTNKトラベルはベトナムで創業20年以上の日系現地ツアー会社です。ベトナム旅行のお手伝いはぜひ私たちTNKトラベルにお任せください！
