皆様こんにちは!ホーチミン在住スタッフです。今回はホーチミンの日本人街について在住者の目線から解説してみたいと思います。かなり主観によった内容になりますので、あしからず!
ベトナム最大の都市であるホーチミン市には在住邦人も多く、いくつかの日本人が集中して居住しているエリア(日本人街)があります。主なエリアは以下になります。
・1区 レタントンタイバンルン
・Binh Thanh区 ファンビッチャン
・2区 タオディエン
・7区 フーミーフン
※ホーチミン市は〇〇区という区分けになっています。
当記事は、ベトナム在住のスタッフが実際の体験に基づいて作成しています。個人の主観による情報ですので、記事の内容が原因となるトラブルなどについては、当社では責任を負いかねます。ご理解いただけますようお願いいたします。 |
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レタントン・タイバンルン
1区はホーチミン市の中心地で、ビジネス街としても知られています。日本人向けのレストランやスーパーマーケットが多く、生活に必要なものが揃っています。公共交通機関のアクセスも良く、便利なエリアです。
その中でも、レタントン通りとタイバンルン通りの周辺には、ホーチミン最大規模の日本人街があります。日本食レストランや日本人が多くすむレジデンス、カラオケバー、日本食材を扱うスーパーなどがひしめき合うエリアとなっています。
近年、このエリアは「リトルジャパン」とも呼ばれるなど、ベトナム人や外国人観光客にも人気のエリアとなってきています。日本の居酒屋はいつもベトナム人の若者で満席です。
エリアの雰囲気を一言でいうと「夜の街」といった雰囲気です。歌舞伎町がある新宿都心部のようなところ、といったところでしょうか。特に、タイバンルンと呼ばれる小路になっている箇所は、夜は歓楽街になりますので、ご家族連れなどは注意しましょう。
ファンビッチャン
ファンビッチャンは第二の日本人街として2020年代ごろから急速に発展してきている日本人街です。付近に巨大なレジデンスが多くあり邦人が多いことと、住宅街にあるため、落ち着いた雰囲気が特徴です。
一説には、2023年ごろから、先程のレタントンよりもファンビッチャンの方が在住邦人の数は多くなっているのだとか。確かに2024年の出店ラッシュでかなり日本食レストランが増えた印象です。
歓楽街であるレタントンとは違い、落ち着いた雰囲気があるため、ご家族連れやカップルでも気兼ねなく訪れることができるのも人気の理由かもしれませんね。
また、巨大なレジデンスには日本人以外の外国人も多く住んでいますので、多国籍料理が集まるエリアもあり、探索しがいのあるエリアとなっています。
タオディエン(2区)
2区は、近年急速に発展しているエリアで、特にタオディエン(Thao Dien)地区が注目されています。欧米系の駐在員が多く住むエリアで、オシャレなカフェやレストラン、インターナショナルな雰囲気が漂うこのエリアは、ご家族連れや若者に人気です。
日本食レストランも急速に増えて気ており、有名ラーメンチェーン店やうどん店、居酒屋、高級寿司などのレストランが続々とオープンしています。最近は週末限定で巨大な歩行者天国ゾーンも整備されました。
他の日本人街とは少し異なり、インターナショナルなエリアに、日本食レストランが点在している、という雰囲気です。
エリア全体がゆったりとした空気に包まれているため、休日のリラックスした時間を過ごすのに最適な場所です。
フーミーフン(7区)
7区は新興住宅地として開発が進んでいるエリアで、多くの外国人が住んでいます。特に「フーミーフン(Phu My Hung)」という地区は、広々とした緑地や公園があり、ファミリー層に人気です。日本人学校やインターナショナルスクールも多く、教育環境が整っています。
日本人街という規模までにレストランの集中はありませんが、いくつかのエリアにパラパラと日本食レストランが点在しています。
また、このエリアは、アジア系外国人が多いエリアとしても知られています。特に韓国人、台湾人の居住者が多く、コリアンタウンや中華系のお店も多くあります。
新興住宅地のため、道幅が非常に広く、ベトナム名物のバイクの大渋滞もほとんどありません。他のエリアに比べて、中心街から少し遠いという欠点はありますが、のんびり喧騒から離れて暮らしたい人には最適のエリアと言えると思います。
最後に
ホーチミン市の日本人街や邦人居住エリアは、それぞれ独自の魅力を持っています。
レタントン通りで賑やかな日本文化に触れたり、ファンビッチャンの落ち着いたエリアで日本食を楽しんだり、2区や7区のインターナショナルな雰囲気を楽しんだりすることで、ホーチミン市での生活がより充実したものになるでしょう。
また、最近は3区や4区など他の区でも小規模な日本食エリアが生まれてきています。これからも日本人街の発展を祈って、この記事がホーチミン市への移住や旅行を検討している方の参考になれば幸いです。