シンチャオ！2024年度からは新規路線も開通し、ますます近くなったベトナムホーチミン！そんなホーチミンは「意外とコンパクトな街」ということはご存知しょうか。
旅行で来られた方からは、観光2日目から「することがなくなった」という感想をいただくこともよくあります。筆者自身、ホーチミンは観光という側面でみると1日あれば十分市内の主要観光名所は網羅できると思います。。。
そんなときは、ホーチミンから出ている格安日本語ツアーに参加するのがおすすめです！今回はホーチミンのおすすめ格安日本語ツアーを忖度なしでご紹介します！
| 当記事は、ベトナム在住のスタッフが実際の体験に基づいて作成しています。個人の主観による情報ですので、記事の内容が原因となるトラブルなどについては、当社では責任を負いかねます。ご理解いただけますようお願いいたします。 |
ホーチミンとは？
ホーチミン市はベトナム南部に位置する最大の都市です。この都市は、ベトナムの経済と文化の中心地の一つであり、ベトナムの急速な発展と近代化の象徴です。
また、かつてはサイゴンと呼ばれており、ホーチミン市は、ベトナム戦争の重要な場所としても知られています。
東南アジアならではの活気に満ち、様々なレストラン、カフェ、ショッピングエリアがあります。ストリートフードから高級レストランまで、多様な食文化が楽しめます。
日本と比べたときに、そのダイナミックな生活感、豊かなでチープな東南アジア情緒あふれる町並みは旅行者にとって魅力的な目的地だと思います。
ホーチミンと南部メコンデルタエリアの歴史
先程お伝えしたとおり、サイゴンとしての歴史を持ち、フランス植民地時代の影響が色濃く残る建築物や、ベトナム戦争に関連する歴史的な場所が多数存在します。
カンボジアの領土からベトナム領土に変わるまで
ホーチミン市はもともとはカンボジアの一部でしたが、17世紀にベトナム人によって開拓され、「サイゴン」として知られるようになりました。ジャングルであったこの地域は豊かな農地と重要な交易の拠点として発展しました。
フランス植民地時代
19世紀半ばから、サイゴンはフランスの植民地帝国の一部となりました。フランスはサイゴンを「東洋のパリ」と呼び、多くのヨーロッパ式の建築物や広い大通りを建設しました。
ベトナム戦争
20世紀中盤、第二次世界大戦や第一次インドシナ戦争を経て、サイゴンは南ベトナムの首都としてベトナム戦争の中心地の一つとなりました。
戦争は1975年に北ベトナムの勝利で終わり、サイゴンはホーチミン市と改名されました。この名前はベトナムの独立と共産主義の象徴であるホー・チ・ミンにちなんでいます。
ベトナム戦争後から現代まで
戦争後、市は急速に成長し、国際的なビジネス、貿易、文化の中心地として発展してきました。現代のホーチミン市: 現在、ホーチミン市はベトナム最大の都市であり、経済、文化、教育の中心地です。
近代的な建築物と歴史的な建造物が共存し、素朴なジャングル、カンボジア当地、ベトナム当地、欧米諸国の支配、戦争、敗北、そして経済的な発展という様々な要素が絡み合って形作られています。
ホーチミン発格安日本語おすすめツアー5選！
ここまで、ホーチミンの概要と歴史を紹介してきました。これまででもホーチミンは他の東南アジアにはない独特の文化をもっていることがうかがえると思います。
ホーチミンの郊外には、これらの歴史の表舞台であったエキゾチックな観光名所が沢山あります！「日本語」「格安」に絞って、いって絶対に損しないおすすめツアーをご紹介して参ります。
①メコンデルタ日帰り日本語ツアー
ホーチミン市からの日帰りで行くなら、メコンデルタへのツアーが一番のおすすめ！ホーチミンに訪れたら絶対に見逃せない場所の一つです。
メコンデルタへは市内から車で約2時間の距離にあります。夕方約17時にはツアーが終了します。
多彩なアクティビティを楽しめるツアー
メコンデルタへの定番ツアーでは、様々な現地アクティビティを楽しむことができます。このツアーでは、ベトナム南部の生活や文化を体験を通じて深く理解できます。
メコンデルタ
ホーチミン市から約1時間半で、メコンデルタの入り口であるミトー市に到着します。約4200kmに及ぶメコン川の河口デルタであるメコンデルタは、豊かな自然環境を有しています。
米作りや南国フルーツの栽培、エビの養殖が盛んで、この地域の豊かな自然と、川沿いで暮らす人々の生活、またベトナムの農業の重要性を垣間見ることができます。
また、メコンデルタでは、ココナッツオイルも手頃な価格で購入できます。
お土産に最適なココナッツキャンディーやココナッツ石鹸などの購入が可能です。ココナッツには肌に良い美白成分やその他多くの健康に良い効能があり、日本でも人気です。
②クチトンネル半日日本語ツアー
ホーチミン市からの日帰りで行ける重要なツアーといえば、クチトンネル探索です。
ベトナム戦争時代の重要な遺産であるクチトンネルは、ホーチミン市中心部からバスで約2時間の位置にあります。
クチトンネル
ベトナム戦争中、多くの犠牲を伴いながらも、アメリカ軍を撤退させたクチトンネルは、ベトコン兵が構築した秘密基地です。
彼らは小柄な体格を生かした戦術でアメリカ軍に対抗しました。実際のトンネルを体験することで、戦時中の様子やベトコン兵の生活を垣間見ることができます。
ベトナム戦争とは
ベトナム戦争とは第二次インドシナ戦争とも言われ、1945年のベトナム独立による南北分裂を統一しようとするアメリカとベトナムの戦争です。
③神秘のマングローブ林カンザー日本語ツアー
ホーチミン市から南へ約60km、車でおよそ1時間半の距離にある湿地帯カンザーは、アジア最大級のマングローブ林を有しています。
野生のサル、コウモリ、シカなどが生息する自然豊かなエリアです。さらにツアーでは、ワニ釣り体験が人気のアクティビティとなっています！
ワニ釣り体験
カンザーでのワニ釣りは、ほぼ野生状態のワニたちとの迫力ある体験が可能です。ワニがエサに食いつく様子は圧巻で、施設のやや古めかしい雰囲気もスリルを増します。
安全は確保されているので、冒険好きな方には特におすすめです。
ベトナム戦争とマングローブ林
ベトナム戦争時、カンザーのマングローブ林はベトコンキャンプの一つでしたが、アメリカ軍による枯葉剤散布により壊滅的な被害を受けました。
しかし、マングローブの重要性を理解していた地元住民は、戦時中にも再生植林活動を行いました。
マングローブの木は漁具や建材として利用され、樹液は薬品にも使われていました。このエリアは豊かな水産資源を育む環境を提供し、エコツーリズムの観点からも重要な学びと楽しみの場となっています。
④蛍を観に行こう！ナイトメコンデルタクルーズ日本語ツアー
メコンデルタでの特別な夜間ジャングルクルーズツアーに参加するのもおすすめです！
メコンデルタは蜂蜜農園やジャングルクルーズなどで知られるオールシーズン人気の観光地ですが、夜になるとさらに魅力が増します。
夜のメコンデルタ
日中の観光スポットを巡った後、ボートに乗って夕食会場へ向かいます。
夕日が沈むと、メコンデルタの美しい夕景をゆっくりと楽しむことができ、空の色が青からオレンジへ変わる瞬間は特にロマンティックです。
夕食後は、ボートで蛍の観賞を行います。木々に集まる蛍の群れは、自然のクリスマスツリーのように美しい光景です。
メコンデルタの蛍
メコンデルタの蛍は水中で過ごす幼虫期を持つ種で、これは珍しい特徴です。蛍の多くは陸で幼虫期を過ごしますが、メコンデルタの蛍はその清潔な水域が生息に適しているため、ここで見ることができます。
成虫の寿命は約1週間から2週間程度で、メコンデルタでは年中蛍を鑑賞することが可能です。
豪華な夕食付！
ツアーには、メコンデルタで人気のエレファントイヤーフィッシュやバインセオなどの南部の伝統料理が含まれた夕食が提供されます。
美味しい料理を楽しみながら、メコンデルタの夜の魅力を堪能できる、特別なツアーです。
⑤カオダイ教＆クチトンネル日本語ツアー
マニアックな人におすすめのツアー！あまり観光地化されていないところが好きなちょっと変わり者な人におすすめのツアーです。
このツアーでは、ベトナム戦争の重要な遺跡であるクチトンネルの探索に加え、ベトナムの新興宗教であるカオダイ教の総本山を訪れます。
カオダイ教の総本山
カオダイ教は1919年にゴ・ミン・チェンによって設立されたベトナムの新興宗教で、約300万人の信者を持っています。この宗教はキリスト教、仏教、儒教、ヒンズー教、道教などの教えを融合したものです。
カオダイ教の本尊は「天眼」で、これは神の目玉とされ、「宇宙の原理」や「宇宙の至上神」の象徴です。
タイニン省にある総本山は、本堂は独特の装飾が施されており、観光客にも楽しめるスポットです。礼拝中でも観光客が見学できるように配慮されています。
東南アジア旅行はまずはホーチミンで決まり！
振り返ってみるとホーチミンは日本人の人がイメージする「東南アジア」そのものだと思います。不景気や円安にもまだまだ負けない安い物価。
エネルギッシュな街と人々、南国グルメ、ジャングルツアーなどなど、まだまだ東南アジアの良さが残っている国です。
コロナ明け最初の東南アジア旅行はホーチミンで決まり！ベトナムで皆さまをお待ちしております。ホーチミン旅行はTNKトラベルにおまかせください。
