シンチャオ!ホーチミン在住スタッフです。今回は、コロナ明けから特に人気のホーチミンの二階建て観光バス「HOP ON HOP OFF」について徹底解説いたします。
涼しくて眺めも良いらしいけど実際のところどうなの?
チケットの購入方法が英語でよくわからない…。
などのお問い合わせを良くいただきます。結論からお伝えすると、かなり「おすすめ」です!筆者はこのバスに5回以上乗っています(笑)それではいってみましょう!
当記事は、ベトナム在住のスタッフが実際の体験に基づいて作成しています。個人の主観による情報ですので、記事の内容が原因となるトラブルなどについては、当社では責任を負いかねます。ご理解いただけますようお願いいたします。
ホーチミンの二階建て観光バスについて
ホーチミンの二階建て観光バスは「HOP ON HOP OFF」という名前でベトナムの旅行会社が運営しており、現在はホーチミンとハノイで定期運行しています。コロナ直前の2019年から運行し始め、今は各都市の定番の観光アクティビティになっています。
ホーチミンでは、約45分の2つの周遊コースがあります「8:00 – 15:30までのサイゴン郵便局コース」「16:00 – 22:30までのオペラハウスコース」です。その他に、1DAYパス、3DAYパスなどの乗り放題パスがありますが、乗り放題はおすすめができません。理由は後ほど解説します。
2つの周遊コースがおすすめな理由
画像出典:https://www.facebook.com/hopOnhopOff.vn/
・乗りたくなったらフラッと乗り場に行って乗ることができる
・30分に一本以上出ているので混雑がほとんどない
・乗り降りする乗客がいないので45分で時間通りに終わる(渋滞時間を除く)
周遊コースの良さは何よりも「手軽さ」だと思います。これまで何度も当日に予約もせずに乗りに行っていますが、30分以上待ったことはありません。
乗客の数に合わせて、増便やバスの台数を増やしているようで、当日フラッとチケットを買いに行っても全然問題なく乗ることができます。
ウェブサイトでは乗り放題パスも販売していますが、あまり使い勝手が良いとは思えません。そもそも乗り放題バスの便数が少ない上に、移動目的ならタクシーやグラブの方が遥かに安いからです。「二階建てバスは周遊コースに乗るもの」と割り切ったほうが良いと思います。
周遊コースの料金とチケット購入場所
2つの周遊コースの料金はいずれも15万VND(約900円)です。WEBサイトでオンライン購入もできますが、直接チケットオフィスに行ってしまった方が早いと思います。
筆者は一回試してみたのですが、クレジットカードでエラーが出たので断念しました(ベトナムあるある)
チケットオフィスは、それぞれの乗車地のすぐ近く、郵便局内とオペラハウスのすぐ脇にあります。真っ赤な外観をしているのでひと目でわかると思います。
また、オンライン購入のページはこちらです。
1h trip around Ho Chi Minh City (Saigon)
https://hopon-hopoff.vn/tours/night-tour-1-round-trip
チケットオフィス①サイゴン郵便局
サイゴン郵便局内にチケットオフィスがあります。
チケットオフィス②オペラハウス横(ドンコイ通り側)
ドンコイ通りを背にしてオペラハウスを正面に見たときの左側、コンチネンタルホテルの前にあります。
周遊コースの運行ルートと発着場所
周遊コースのルートは以下のとおりです。通過する箇所は郵便局コースとオペラハウスコースで異なります。
①郵便局コース(8:00 – 15:30)の運行ルート
画像出典:https://www.facebook.com/hopOnhopOff.vn/
サイゴン中央郵便局→ノートルダム大聖堂→歴史博物館→サイゴン動物園→戦争証跡博物館→ファングーラオ通り→ベンタイン市場→ビテクスコタワー→バクダン埠頭→マジェスティックホテル→グエンフエ通り→ホーチミン市庁舎→統一会堂→中央郵便局
郵便局コースは市内を中心とした王道コースを巡ります。日中の運行になりますので、日差し対策は必須です。バス乗車時にノン傘(ベトナム人が被っている三角傘)を貸してくれますので安心です。
②オペラハウスコース(16:00 – 22:30)の運行ルート
画像出典:https://www.facebook.com/hopOnhopOff.vn/
オペラハウス前→グエンフエ通り→ホーチミン市庁舎→サイゴン港→バクダン埠頭→トゥーティエム橋→バーソン橋→統一会堂→サイゴン教会→ノートルダム大聖堂→オペラハウス前
オペラハウス前はウェブサイトに記載してあるルートとかなり違い、遠くからホーチミンの夜景を見るために4区やビンタン区まで行きます。このルートは、夕方の帰宅ラッシュや土日のグエンフエ通りの乗り入れ禁止などからルートを模索中なのかもしれません。
実際に二階建て観光バスに乗ってみました
2023年11月に実際に二階建てバスに載ってみました。ハイライトをご紹介します。
①オペラハウス前にてチケット購入
今回は夕方17:00頃の便に乗ることにします。特に準備もせずにオペラハウス前のチケットオフィスで購入。スタッフさんは英語が話せるので安心です。
チケットオフィスについたら次の便の時間を確認して、乗る人数を伝えます。15分〜30分に一本程度出ているので、当日乗れない、ということはまずありません。
チケットを買うと簡単な地図と乗り方をもらうことができます。なくさないように注意しましょう。
②オペラハウス前からいざ乗車!
出発時間の15分前くらいにはバスが到着しているので、バスの前にいる係員にチケットを渡して乗り込みましょう。
乗り込むと1階部分にイヤフォンがあります。これは席に備え付けられた自動音声案内で案内を聞くためです。スタッフによって、渡してくれるスタッフとくれないスタッフがいます。
③席についたら記念撮影
席は自由席となっていますので好きな席に座りましょう。動き出すとブレるので出発前に写真を撮ると良いと思います。
④時間ぴったりで出発!
今回は時間ぴったりでスタートしました。
⑤グエンフエ通りから市庁舎へ
歩行者天国のグエンフエ通りをぐるっと一周します。途中にサイゴン市庁舎を通過、ライトアップされていて綺麗です。
⑥4区エリアへ
サイゴン川を左手に4区エリアへ。なぜ4区なのか謎ですが、恐らく帰宅ラッシュを避けたルートになっているのでは無いでしょうか。音声案内では4区とサイゴン港の説明が流れていました。
⑦バクダン埠頭やフラッグタワーを通過
4区からまた1区に戻りバクダン公園前を追加します。左手には高級ホテル郡、右手にはサイゴン川。正面にはビンホームズ。なんとも贅沢な景色です。
⑧ビンタン区へ
トンドゥックタン通りを進み、ビンタン区へ。個人的にランドマーク81の夜景は綺麗だけど大回りすぎる気がします。
ビンタン区から橋を渡って2区に行き、何もない草原を走ります。しかし道は混雑していないので、夜風は気持ちいです。
⑨バーソン橋を通過
2区からバーソン橋を通過を通過します。この橋から眺めるホーチミン市街の夜景は有名です。
⑩レーズアン通りへ
アメリカ大使館や有名企業のオフィスビルがひしめくレーズアン通りを通過します。ベトナム戦争終結ルート。夜の統一会堂もライトアップされていてきれいです。
⑪亀の池をぐるっと一周
若者が集う「ホーコンルア(亀池)」をぐるっと一周。この池は深夜まで若者で賑わうスポットです。
⑫サイゴン教会を通過
現在修復作業中のサイゴン教会を通過。ドンコイ通りに戻ります。
⑪ドンコイ通りで下車
郵便局前のプチパリエリアを通過してドンコイ通りに戻ります。時間は大体45分。ゆっくりと夕日に染まる景色と夜景を楽しむことができ大満足でした。ちなみに今回乗ったバスはこちらです。
まとめ 二階建てバスはかなりおすすめ!ホーチミン旅行の定番になるかも!
以上、ホーチミンの二階建てバスの乗り方について解説しました!筆者はこのバスにすでに10回以上乗っていますが、どのゲストも喜んでくれます。
日中のコースはインスタ映えも抜群で、特に女性は喜んでくれるのではないでしょうか。また、夜のコースはロマンティックな雰囲気で、夜風も気持ち良いので、デートやアテンドにも良いと思います。
本当におすすめなので、ぜひ一度乗ってみてください。
ホーチミンはコンパクトな街なので、1日あれば十分周りきれます。ホーチミン市内を周り終えた方には、メコンデルタツアーがおすすめです。
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