ホーチミンは、ベトナム最大の都市であり、歴史的な観光スポットや美術館、ショッピングエリアなどがあります。今回は、2023年最新のホーチミンで訪れるべきおすすめの観光スポット10選をご紹介します。コロナ後も健在の様々なスポットを集めていますので、ぜひチェックしてみてください。
当記事は、ベトナム・ホーチミン在住スタッフが実体験をもとに作成しています。あくまでもスタッフ個人の主観に基づいた情報のため、コロナ関連情報など、ベトナム政府が発表しているルールや規約と異なる見解の記載がある場合がございます。個人の主観による情報のため、当記事の情報が原因によるトラブルなどについては、当社では責任を負いかねます。何卒ご容赦ください。
ホーチミン発定番観光ツアー
2023年度のベトナムでは、コロナの規制がほとんど解かれているため、大型バスでの団体ツアーも復活しています。ホーチミン市はコンパクトな街なので、1日あれば市内のほとんどの観光名所を回ることができます。そのため、ホーチミンから出発する周辺都市への日帰り観光ツアーがホーチミン旅行の定番となっています。
①メコンデルタ日帰りツアー
ホーチミンの観光の定番、メコンデルタツアーは外せません!ホーチミン市から片道2時間半程度のメコンデルタの上流域は、豊かな水田と雄大なメコン川の美しい景色が広がっています。
手こぎボートのジャングルクルーズやココナッツ農園見学、メコンデルタ伝統料理を楽しむことができます。ツアーはピンからキリまであるので、ご予算や目的にあったツアーを選んでみてください。いずれのツアーも、大人から子供まで楽しめるアクティビティ満載のツアーとなっています。
②クチトンネルツアー
クチトンネルは、ベトナムのホーチミン市の郊外にある、ベトナム戦争時にベトナム軍が使用していたトンネルのことです。地下に広がる約250キロメートルのトンネル群で、住居や食料庫、武器庫、病院、指揮所、トンネル内工場などがあり、北ベトナム軍の拠点として機能していました。
現在は一部が観光地化され、ベトナム戦争時代のトンネル内の生活や戦争の様子を再現した展示が行われています。実際にトンネル内を歩きながら、内部の様子を見学することができます。歴史や文化を学びながら観光したい人には特にオススメのスポットです!
③ホーチミン市内観光ツアー
かつての南ベトナムの首都であったホーチミン市には、ベトナム戦争など激動の時代の象徴となった建物や、フランス領インドシナ時代に建てられた美しいフレンチコロニアル様式の建物が数多く残されています。これらをめぐる市内観光ツアーがおすすめです。
歴史的なスポットをただ眺めるだけはもったいない!日本語ガイドによる詳しい説明を聞きながら見学することで、より臨場感のある市内観光をお楽しみいただけます。
④2階建て観光バス(ホップオンホップオフベトナムバス)
ホップオンホップオフバスは、観光客向けの2階建てバスのことで、コロナ後から運行が開始された新しいアクティビティです。オペラハウス前から乗車して、ホーチミン市内の主要スポットをぐるっと巡るコース(約1時間程度)に乗るのがおすすめです。
2階建てバスならではの視点で、風を感じながらの観光が楽しめます。また、各席には多言語対応の音声ガイドが用意されており、日本語でも観光情報を聞くことができます。
ホーチミン中心部の定番観光スポット
先程ご紹介した市内観光ツアーには含まれないことが多い、おすすめスポットをご紹介します!歴史と文化があふれるホーチミン市内には、歴史的建造物から、活気あふれる市場まで、東南アジアならではの観光スポットが点在しています。
⑤戦争証跡博物館
戦争証跡博物館は、ベトナム戦争に関する博物館です。戦争の記録、写真、武器、文書、資料、模型などが展示されており、戦争の悲惨さと、平和の大切さを伝えることを目的としています。「世界の博物館ベスト10」などのランキングに度々選ばれていることから、内容の充実度が伺えます。
戦争犠牲者の写真など、苦手な人もいるかもしれません。また、展示内容に規制があまりかかっていないものがあるため、子ども連れの方は注意が必要です。しかし、ベトナム戦争の歴史を学ぶ上で重要な博物館です。
⑤ベンタイン市場
ベンタイン市場は、ベトナムのホーチミン市の中心部に位置する大規模な市場です。地元の人々や観光客に人気があり、伝統工芸品などを扱うお土産屋さんや屋台などが多数あります。市場内は活気があり、買い物をせずとも雰囲気を楽しむことができます。
ただし、観光客が多く訪れるため、客引きやボッタクリのお店も点在しています。値段には十分注意しましょう。また、スリが多発する場所として注意が必要です。貴重品や現金を持ち歩く際には、盗難に注意しましょう。
ホーチミンの街歩き&ショッピングスポット
つづいてご紹介するのはホーチミンの街歩き&ショッピングスポットです。ただし、コロナ期間中に多くのお店が閉店してしまったので、観光客をメインターゲットとした通りの様子は大きく変わりました。コロナ後も健在のお店をご紹介します。
⑦ドンコイ通りの周辺エリア
ドンコイ通りは、ホーチミン市の中心部にある、有名なショッピング街の一つです。古くからの観光と文化の中心地として、伝統工芸品やお土産、アクセサリー、衣料品などを扱うお店が点在しています。ただし、これらのお店はコロナ期間中にかなり減ってしまいました。現在は、お土産通りというよりは、ブティックが集まる通りといったほうが良いでしょう。
しかしながら、観光の中心としての機能は健在で、ドンコイ通りと平行するグエンフエ通りや、垂直に交わるレタントン通りなどは、道もきれいに舗装され、街歩きがしやすいエリアになっています。このエリアのオススメのショッピングスポットをご紹介します。
Saigon Kitsch
Saigon Kitschは、ベトナムのアートと文化に焦点を当てたショップです。ポスターやポストカード、ステッカーなど、手作りのアイテムが販売されています。ユニークでおしゃれな商品が多く、観光客に人気があります。
Usagi
Usagi(ウサギ)は、ドンコイ通りの隣のハイバーチュン通りにあるオーダーメイドの衣料品店です。日本語でのやり取りも可能なため、日本人旅行者や在住者から人気があります。アオザイのオーダメイドやワンピースのオーダメイドが人気で日本への発送にも対応してくれます。
⑧ブイビエン通りの周辺エリア
ブイビエン通りは、ホーチミン市内でも有名なナイトライフのスポットであり、多くのバーが集まっています。また、屋台も多く出店しており、安くておいしいベトナム料理を楽しむことができます。夜には音楽やダンスのイベントが開催されることもあり、多くの人々が集まります。
バックパッカーエリアでもあるこのエリアは非常に活気にあふているので、にぎやかな夜を過ごしたい方におすすめです。ただし、夜間は混雑しますので、貴重品や現金を持ち歩く際には、十分に注意しましょう。
ホーチミンの定番アクティビティ
最後に、コロナ後も楽しめるホーチミンの定番アクティビティをご紹介します。ツアーやショッピング以外にもホーチミンには楽しめる観光アクティビティが沢山あります。とくにオススメな2つのアクティビティをご紹介します。
⑨ベトナムコーヒーを味わうカフェ巡り
ベトナムには、フランス植民地時代から伝わるカフェ文化があり、多くのカフェが存在しています。特に、有名な飲み物が「カフェ・スア・ダ」で、コーヒーにコンデンスミルクを加えた甘いコーヒーです。これは、フランス植民地時代に牛乳が高価だったため、コンデンスミルクが代用品として使用されたことが始まりとされています。
ベトナムのカフェ文化は多くの人々に愛されています。カフェでのくつろぎや交流は、ベトナム旅行の思い出の一つとしても残ることでしょう。「観光スポット」としておすすめのカフェをご紹介します。
Cong Caphe(コン・カフェ)
ベトナム戦争時代に使用されたミリタリー風のインテリアが特徴的で、ベトナムの伝統的な雰囲気と現代的な要素を融合させたおしゃれな空間が魅力です。ベトナム全国にチェーン展開しており、若者を中心に人気があります。
⑩リーズナブルなスパ&マッサージ体験
ベトナムといえば格安のスパ&マッサージ!ホーチミンにも多くのリーズナブルなマッサージ店があります。また、最近は高級なスパも増えてきており、海外セレブのような高級スパも楽しめるようになってきています。基本的に予約制となるため、予約してから向かわれることをおすすめします。
メニューはアロママッサージ、タイマッサージなどが主流になります。チップは含まれているものと含まれていないものがあるので、それらも事前に調べていきましょう。2023年度も営業しているおすすめのスパをご紹介します。
Temple Leaf Spa & Sauna
Temple Leaf系列のスパは、ホーチミン市内に複数店舗があるスパグループです。ベトナムの古式マッサージを中心に、アロママッサージやフットマッサージなどが提供されています。店内は落ち着いた雰囲気で、マッサージの効果が高く、リーズナブルな価格で楽しめます。
2023年はベトナム・ホーチミン旅行が熱い!
2023年度のホーチミンのおすすめ観光スポットをご紹介して参りました!2023年は、コロナによる規制もほとんどなく、観光客も急激に増えています。まだまだご紹介しきれない魅力的なスポットがたくさんあるため、気になるスポットがありましたら、私たちTNKトラベルにお気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。