2023年のベトナム旅行に関するコロナ関連情報を随時更新してまとめております。
ベトナムは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対して、多くの成功を収めてきました。2021年〜2022年にかけての厳しいロックダウンを経て、2022年末頃から本格的に旅行客の受け入れが解禁し、多くの外国人観光客が訪れるようになっています。
当記事は、ベトナム・ホーチミン在住スタッフが実体験をもとに作成しています。あくまでもスタッフ個人の主観に基づいた情報のため、ベトナム政府が発表しているルールや規約と異なる見解の記載がある場合がございます。個人の主観による情報のため、当記事の情報が原因によるトラブルなどについては、当社では責任を負いかねます。何卒ご容赦ください。
2023年までのベトナムのコロナ事情
ベトナムは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大を抑えることに成功した、と言われている国の一つです。これは、2020年〜2021年度にかけて、早期に国境を閉鎖し、集団隔離や検疫、マスク着用などの対策を行ったことが大きな要因とされています。
2022年から2023年は、ロックダウンや隔離政策はほとんど行われておらず、ほぼコロナ前と変わらない生活ができるようになっています。ベトナム市民のコロナに対する警戒意識も解かれており、街中でマスクを外して歩いている人も多く、開放的な雰囲気になっています。
2023年のベトナムの出入国手順
2023年3月時点で、ベトナムへの入国には、陰性証明や、ワクチン接種証明は必要ありません。ただし、日本へ帰国する際のルールとして、3回以上のワクチン接種が条件となっています。そのため、接種証明アプリ(Visit Japan Web)での申請が必要です。(※ワクチン接種証明がない人はベトナム出国時に陰性証明が必要です)
さらに、コロナ後の新たなルールとして、ベトナムに入国するすべての外国人は、海外旅行保険への加入が義務付けられています。新型コロナ感染症がカバー対象の1万USD以上の補償額がある海外旅行保険の加入が必要です。空港で保険証書のチェックがあった、という話は今のところ聞いたことはありませんが、必ず加入しておくようにしましょう。
入国時のビザルールは、コロナ前と変わらず、15日以内であればノービザで入国可能です。ただし、パスポートの残存期間が6ヶ月以上なので、注意しましょう。
注意!コロナ後のベトナムの出入国ルールの変更について
コロナ後のベトナムでは、出入国ルールが頻繁に変わっています。ご旅行前に必ず大使館など公的機関の情報をご確認ください。ベトナム大使館の新型コロナウイルス感染症情報は以下のリンクをご参照ください。
ベトナム日本大使館-新型コロナウイルス感染症情報
https://www.vn.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
ベトナムのワクチン証明
2023年2月現在、ベトナム国内でワクチン証明の提出が必要な場面はほとんどありません。ただし、前述の通り、日本入国時に提示が義務付けられているため、証明書のコピーなどを持参するようにしましょう。また「Visit Japan Web」を日本出国前に登録を済ませておくと日本入国がスムーズです。
Visit Japan Webサービス
https://www.digital.go.jp/policies/visit_japan_web/
ベトナム現地のマスク率
ベトナムのマスク率は日本に比べるとかなり少ないです。街中にはマスクをしていない人たちも沢山います。ただし、空港、ホテル、バスツアー、公共バス、博物館、市場、デパートなどではマスク着用を指示される場合があります。TPOに合わせてきちんとマスクをつけましょう。
ベトナムでコロナの陽性になったときは
ベトナムでコロナ陽性であることが判明した場合の対処法を記載いたします。まずは焦らず、体調を考慮しながら適切に行動しましょう。
①直ちに医療機関に連絡する
急な発熱など、新型コロナウイルス感染症の症状を感じた場合は、すぐに海外旅行保険が対応している最寄りの医療機関に連絡しましょう。現在の症状や体調を報告し、受診の手順を早めに把握しておくことが重要です。医療機関によっては、現地でのPCR検査(クイックテスト)や即時入院の指示を出される場合があります。
②病院で陽性が判明した場合、滞在先に報告する
病院で陽性が判明した場合、滞在先に陽性が判明した旨を報告し、入退院や療養のための準備を要請する必要があります。ホテルに滞在できるのか、入院が必要なのかは、ホテル側の対応によって異なります。まずは焦らず、今泊まっているホテルに素直に相談しましょう。ホテルによっては、隔離された施設を提供してくれる場合があります。
③ツアー会社や航空便の変更をする
ツアーに参加している場合は、ツアー会社の現地デスクに相談しましょう。適切な指示を出してくれます。個人旅行の場合は、宿泊先を確保したら、次に航空券を変更しましょう。その際、変更理由は正直に伝えましょう。正直に伝えておくことで、不要なトラブルを避けたり、後の海外旅行保険の申請がスムーズに行えます。
④陰性になるまでは病院の指示に従う
その後は、病院の指示に従いながら、陰性になるまで待ちましょう。症状が軽度の場合、「自主隔離」が義務付けられています。外出は必要最低限に留めて、ホテルでの待機を指示されるパターンがほとんどです。陰性のチェックは、薬局で売っているクイックテストで判断してOKという場合が多いようです。
以上となります。
陽性が判明した場合は、冷静に対処し、早期に医療機関や滞在先に報告することが重要です。また、後ろめたい気持ちは一旦捨てて、素直に医療機関、旅行会社、大使館など、現地の専門家に相談することをおすすめします。
アフターコロナのベトナム旅行を楽しむために
コロナの影響がほとんどないベトナムですが、感染予防のためのマナーや、現地のTPOは守りたいものです。現地に住んでいる者の肌感覚で、旅行を楽しむために気をつけたいことをご紹介します。
①滞在する都市の感染状況や情報を確認する
出発前に、滞在する都市の状況を確認しておきましょう。政府のウェブサイトや大使館の情報、現地のニュースなどをチェックしましょう。
②ワクチン接種条件やPCR検査のルールを確認
出発前に、出入国時に必要な証明書や検査内容を確認しておきましょう。また万が一に備え、接種証明の控えは必ず持参しましょう。
③マスクの着用
ノーマスクの人も増えてきてはいますが、公共交通機関や室内など、人混みの場所ではマスクの着用が義務付けられています。現地の規制やマナーに従い、マスクを着用しましょう。
④ソーシャルディスタンスの確保
レストランやツアーなどでは、ソーシャルディスタンスの確保が求められているところもあります。お店やスタッフの指示に素直に従いましょう。
⑤現地での緊急事態に備える
現地での緊急事態に備えて、現地の緊急連絡先や、保険会社の連絡先を確認しておくことも重要です。万が一陽性になったときに焦らないように、情報収集は入念に行っておきましょう。
2023年はベトナム旅行のチャンスです!
ベトナムは、コロナ後もまだまだ物価が安いため、食事や宿泊、観光などがリーズナブルに楽しめます。日本との交流も深く、多くの人が日本語を話すことができるため、安心して旅行をすることができます。
コロナ後の初めての海外旅行にベトナムはいかがでしょうか?ホーチミン、ハノイ、ダナンなど主要な観光都市は、観光客を積極的に呼び込んでいますので、様々なキャンペーンも用意されています。
もちろん、ベトナム旅行は私たちTNKトラベルにお任せください。皆様のご予約心よりお待ちしています。