シェムリアップ観光の定番「アンコールワット朝日鑑賞」完全ガイド|時間、行き方、入場料、所要時間、注意点など

アンコールワットの朝日

シェムリアップ、アンコールワットへ行くなら朝日鑑賞は逃がせない定番観光です。そんなアンコールワット朝日鑑賞を楽しむためのアドバイスをご紹介していきます。

アンコールワット朝日鑑賞の場所

アンコールワット朝日鑑賞というだけあってその名の通り、アンコールワットの遺跡エリア内で日の出を見ます。そのため、朝日を見るだけでもチケットが必ず必要となりますお忘れなく。

アンコールワットは市内から車やトゥクトゥクで約20分ほど。駐車場からアンコールワットの姿が見える場所までまたさらに徒歩で移動の必要がありますので余裕をもって行動しましょう。

アンコールワットの西側、まずはアンコールワットをぐるっと囲む堀があります。そこにかかる橋を渡り、西塔門をくぐるとようやく皆さんがイメージするアンコールワットの中央にある尖塔が見えてきます。

アンコールパス(チケット)の購入方法

Angkor Pass
アンコールワットを含むアンコール遺跡群への入場券「アンコールパス」は市内にあるチケットオフィス1か所でのみ購入が可能です。チケットオフィスの営業時間は朝5時~夕方5時30分まで。ですので、朝日鑑賞の当日早朝にチケット購入も可能です。

また前日の夕方5時~5時30分には翌日分のチケットが販売されますので、余裕を持って朝日鑑賞に出発したい方や前日に用意する時間がある方は前日入手がおすすめです。

<チケットタイプ>
・1日券 37ドル
・3日券 62ドル
・7日券 72ドル

チケットの購入は現金(USドル)またはクレジットカード(VISA, MASTER, JCBなど)の利用が可能です。チケットの窓口はたくさんありますが、特に1日券を購入する人が多くハイシーズンは長蛇の列ができます。

万が一チケットを無くした場合、再度チケットオフィスで購入する必要があります。無くされないよう十分ご注意ください。心配な方はチケットオフィスでパスケースが購入できますので合わせて購入するとよいでしょう。

Angkor Ticket Office
営業時間:5:00~17:30

所要時間・日の出の時間・出発時間

朝日鑑賞の所要時間

平均的に約2時間程度となります。
朝5時に出発し、朝7時ごろにはホテルへ戻るのが一般的です。
朝日を見た後、そのまま人の少ないうちにアンコールワット内部を見学する方もいます。

日の出の時間

以下、月ごとの日の出の目安時間です。
日の出の時間が最も早いのが6月、遅いのが2月です。その差は約1時間。かなり開きがあります。
2020年シェムリアップ日の出時間(毎月1日)

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
06:27 06:31 06:20 06:00 05:43 05:36 05:41 05:49 05:53 05:53 05:58 06:11

※参考データ:Time and Date AS

ホテルの出発時間

朝日鑑賞へ行くための平均的な出発時間は朝5時です。
上の表にもある通り、日の出の時間が早い時期は朝4時半~5時までには出発したほうがよいでしょう。日の出の1時間半~1時間前に出発するのがおすすめです。

また、チケットを当日購入する方はチケットオフィスに立ち寄る、駐車場から朝日鑑賞スポットまで徒歩で移動する、というように余分に時間がかかることをお忘れなく。

ツアー(特にグループツアー)に参加される場合は時期によってはお迎え時間が朝4時頃から指定されることもあります。予約の際によく確認しましょう。

朝日鑑賞への行き方

1.個人で行く場合

トゥクトゥクをチャーターして行く

トゥクトゥク
個人で行く場合、一般的なのはトゥクトゥクチャーターです。
当日だと既に朝日鑑賞に出発していたり、他の方が予約済みのドライバーも多いので前日までにチャーターを依頼しておきましょう。ホテルや旅行会社を通じて手配、または交渉して依頼という方法もあります。移動の際は風が冷たく肌寒く感じることもありますので上着の用意があるとよいでしょう。

自転車で行く

自転車
自転車で行く場合も前日までに自転車をレンタルしておきましょう。
日の出前で真っ暗な中を移動しますので、ライトがきちんと点灯すること、ヘルメットなど必要物品が揃っていることをよく確認しましょう。
また早朝は肌寒いことも多いので上着を着用していくことをおすすめします。

2.ツアーに参加する場合

ガイド
ツアーに参加する場合も前日までに予約が必要となります。
ガイド付きツアーの場合、おすすめの写真スポットやアンコールワットの解説もあり、より密度の高い時間を楽しむことができます。

グループツアーの場合、複数のホテルを経由して出発することも多いので通常の出発時間より早い時間にお迎え時間を指定されることがあります。自分のペースで楽しみたい方はプライベートツアーを利用するのがおすすめです。

朝日鑑賞のおすすめの服装・あると便利なもの

おすすめの服装

アンコールワットは世界遺産の遺跡である以前に、お寺であり、お墓であり、お参りに行く場所です。
節度をもった服装で訪れることが推奨されます。

✖ 膝より上の丈の短いパンツやスカート
✖ 肩が出る服(タンクトップ、キャミソールなど。オフショルダーのものも控えた方がよいでしょう)
✖ その他、露出の激しい服装

は禁止されています。

上記の禁止事項が守れていれば通常の服装で問題ないです。Tシャツにジーンズ、スニーカーなんてシンプルな恰好でもOKです。朝日鑑賞の際は涼しいので上着やストールなど羽織るものがあるとよいでしょう。
カンボジアは赤土のところが多く、思った以上に靴が汚れますので履きなれていて多少汚れても気にならない靴がおすすめです。

あると便利なもの

・懐中電灯(またはスマートフォン等のライト)
日の出前の遺跡周辺は真っ暗です。段差や階段なども多く足元が不安定なので必ず足元を照らせるものを用意しましょう。スマートフォンのライトを使われる場合は事前にしっかり充電しておきましょう。

・上着など羽織るもの
日の出前は気温が下がり肌寒く感じることも多く、トゥクトゥクなど直接風があたる場合は寒く感じますので薄手の羽織るものなどがあるとよいでしょう。

・虫よけ対策
草むらや水辺など蚊が発生しやすいポイントはありますので、虫よけスプレーなど準備しておくとよいでしょう。

・折り畳み傘
雨季の時期は日の出前に雨が降る、なんてこともありますので雨季の時期に朝日鑑賞に行かれる場合は折り畳み傘があると便利です。

・自撮り棒
ハイシーズンは朝日鑑賞に行く観光客が多く、写真スポットは人だかりが凄いです。

朝日鑑賞の注意点

落とし物

トゥクトゥクで朝日鑑賞へ向かう道中や真っ暗な中でカバンからものを出し入れす際に落とし物のトラブルが起こりやすいです。ポケットに入れていたものが移動の際の振動で落ちててしまうことや、最悪の場合チケットを紛失なんてことも起こります。
朝早く起きて行動するので、朝日鑑賞の際はいつも以上に注意しましょう。

ドライバー・ガイドとの待ち合わせ

アンコールワット朝日鑑賞は鑑賞スポットも駐車場も混雑します。アンコールワットの姿が映る池の前などかなりの人垣が出来上がります。ですので、どのドライバー・ガイドが自分の担当の方か分からない、ドライバー・ガイドが見つからないなんてことも起こります。
現地のSIMを購入している場合は連絡先を予め交換したり、ツアー参加の場合はツアー会社の連絡先などをメモしておき、はぐれても合流できるよう準備しておくとよいでしょう。

まとめおすすめの朝日鑑賞ツアー

以上、アンコールワット朝日鑑賞のおすすめでした。気軽にサクッと参加できる日本語ガイドツアーの予約はこちらから♪

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*記事内で「弊社催行ツアー」などと記載されてるものは現在では提供しておりません。TNKトラベルのツアーはすべて提携ツアー催行会社が提供しております。