ホーチミンの二大観光地の「メコンデルタ」と「クチトンネル」。クチトンネルがベトナム戦争でのベトコン（南ベトナム解放民族戦線）の戦法を紹介しているのに対して、メコンデルタではメコン川沿いに住む人たちの現在の生活を垣間見ることができます。
今回はそのうちの一つである「メコンデルタ」のツアーに参加してきたので、その時の様子をご紹介していきます。
なお、メコンデルタを個人で巡るのはあまりおすすめしません。いちいちバスを乗り換えたり、入場料を支払ったりするのであれば、ガイドの案内とホテルまで迎えに来てくれるグループツアーがコスパ◎です。ツアーはこちら。
メコンデルタとは？
「メコンデルタ」とは、メコン川の下流に広がる三角州地帯のことを指します。日本の川は高い場所から低い場所に急に川が流れ、海も急に深くなるため流れが早いため、日本では三角州が小さかったりその数が少なかったりします。
しかし、東南アジアを流れる川は、大陸の内陸部からゆっくりを広い川幅を流れてくるため、日本と比べて大きな三角州が形成されやすくなっています。
さらにメコンデルタにはその三角州の中にも人が住む集落があり、そのベトナムの中でも一風変わった生活スタイルから観光客が訪れる観光スポットとして人気を博しています。
メコンデルタツアーのみどころ①メコンデルタの島を訪れる
メコンデルタツアーの魅力の一つとして、メコンデルタにある島の一つに実際に訪れることができることが挙げられます。メコン川の岸からローカルなボートに乗って島へと向かうのですが、メコン川の様子や岸の様子を川から見ることもできるので面白いです。
船に乗っている間もガイドさんがメコン川の産業やその変遷について教えてくれます。一番衝撃的だったのが、メコン川の川底の土を販売し産業としていること！実際に川には土をたくさん載せて運んでいる船がゆっくりと進んで行く様子を見ることができます。
メコンデルタツアーのみどころ②島内を船で散策
2つ目の見どころは島内散策を船で行うことができることです。メコンデルタにある島には島内にも細かく水路が走っている島が多く、ツアーで訪れる島もそんな水路がある島の一つです。島を少し歩いて散策した後は手漕ぎの船に乗って水路を通り島内の散策をすることができます。
水路には実際に現地の人が住んでいる家もあり、メコンデルタの中で生活している人がどのような環境で、どのような生活をしているのか垣間見ることができます。川とともに生活する様子は日本ではなかなか見ることができない風景なので貴重な体験をすることができました。
メコンデルタツアーのみどころ③ベトナムの音楽と南国フルーツとともに一休み
メコンデルタの島内散策の中には休憩時間もあり、そこではベトナムの音楽とともに南国のフルーツを楽しむことができます。ベトナムの民族衣装であるアオザイを着た女性とバックで楽器を演奏している男性が…。
ベトナムの伝統的な曲だけかと思いきや、日本人へのサービスなのか、日本語の曲も数曲歌ってくれます。テーブルのすぐ隣で歌ってくれるので間近に歌う姿を楽しむことができるのも面白かったです。涼しい屋根の下で甘いフルーツとお茶でゆっくりと休憩してくださいね。
メコンデルタ観光はツアーがおすすめ！
ここまでメコンデルタのツアーでの様子をご紹介してきましたが、やはり、メコンデルタの観光にはツアーがおすすめです！
現地までいく交通手段もそうですが、実際にメコンデルタの島まで船に乗ったり、島内を船で散策したり、ベトナム民謡の生歌を聞いたり、全て自身で手配すると骨が折れます…。値段交渉や乗り場を探すのも一苦労ですよね…。
ツアーであればこれらがついているのはもちろん、メコンデルタに関してガイドさんの話を聞くこともできるので、ただ見て楽しむだけでなく、この場所がどういう場所なのかを知りながら楽しむことができるというメリットもあります。（写真は今回担当して下さったガイドのニャーさん。日本語上手です。）
よほど旅慣れた人であれば、そういった旅のプロセスも楽しむことができるかと思いますが、なかなか海外旅行に行く機会が少ない方や、ベトナムの滞在が初めてという方には圧倒的にツアーがおすすめです！
まとめ
今回はベトナム、ホーチミンで人気の観光地「メコンデルタ」のツアーのおすすめポイントをご紹介してきました。船で島へ渡ったり、島内でさらに船着場まで移動して船に乗ったり、島内でのアクティビティを楽しんだりと一人旅ではなかなかハードルが高いことも多いので、メコンデルタを思い切り楽しみたいという方にはツアーがおすすめです。
ホーチミン二大観光地であるクチトンネルと併せて1日で回れるツアーも用意しているので、ぜひツアーでのご参加も検討してみてくださいね！
