こんにちは!ホイアン支店の稲垣です!
突然ですが、みなさんホイアンといえば何を思い浮かべるでしょうか。
恐らく多くの方は、ランタンで彩られた美しい街並みを思い浮かべるかと思います。
しかしそんな一面とは別に、オーダーメイドが有名な一面もございます。
ホイアンは、昔絹の取引で反映した歴史があることから、今でも繊維産業が盛んで、質の高いテイラー屋さんが多くあるのです。
その影響からか、テイラー屋さんだけでなく革製品もとても盛んで、日々多くの観光客が思い思いのバッグや小物などを依頼しています。
こ・こ・ま・で・は、一般的によく聞く話です。
しかし…しかしですよ!
皆さん、ホイアンにレザー製品を全て自分の手で作れてしまう、レザークラフト教室があることをご存知でしょうか?
今回は、私がホイアンで体験してきたレザークラフト教室についてご紹介していきます!
ホイアン唯一のレザークラフト教室
ホイアンにいくつものレザーショップがある中で、レザークラフト教室を開催しているのは、実は1店舗だけなんです(2018年現在)。
それは、旧市街から車で約15分の場所に位置する、レザーショップBlue Lotus(ブルーロータス)で行われています。
お店はこじんまりとしており、数人のスタッフが和やかに働いております。
笑顔が眩しいですね…。素敵です。
スタッフは英語で丁寧に楽しく教えてくれます。
こちらはカフェも併設しており、サイフォンやマシンを使った本格的なコーヒーを提供しています。
レザーを楽しみながら、コーヒーを楽しむこともでき、充実した環境となっています。
レザークラフト教室
さて、お次は教室についてご紹介していきます!
教室についたら、まず最初に何を作るかを決めていきます。
ちなみに作れる製品はコースによって変わります!
半日コースではこちらのような簡単な財布やパスポートケース。
1日コースはハンドバッグやクラッチバッグ。
2日コースになるとなんと写真のようなリュックが作れちゃいます!
長ければ長いほど、より複雑なものが作れるということですね!
2日かかるとはいえ、リュックも自らの手で作れてしまうのは驚きですよね。(帰国前に作って自慢したい…。)
しかし、いきなりリュックを作るのは時間的にも体力的にもしんどいので、今回はパスポートケースを作ることに決めました。
お次は色を決めます。
このような感じで、スタッフの方が様々な色の革を持ってきてくれるので、好きな色を選びます。
茶色1つとっても、色々な色味があるので結構迷ってしまいます。
さて、革の色も決めたらいよいよ作って行きますよ~!
パターン・裁断-レザークラフト工程➀
まずは、「パターン」という作業を行っていきます。
なんじゃそりゃという方にご説明いたします。
「パターン」とは型に沿って線を引くことです。
みなさん家庭科の裁縫の授業で、チャコペンなるペンで布に線を引いたのを覚えておいででしょうか。
それと同じです、要は目印ですね。
愛情を込めて線を引いていきましょう。
線を引いたら、その線に沿ってハサミやカッターを使ってしっかり切っていきます。
革なので、カッターの方は力を入れないと、思ってるより切れません。
無事切り終わったら次の工程です!
穴あけ-レザークラフト工程➁
しっかりと型に沿って革を切った後は、穴あけの作業に入ります。
ハンマーと専用の釘のような器具を使って、これまた引いた線に沿って丁寧に穴を開けていきます!
こちらの穴が縫う際の穴になるので、しっかりとあけないと後で針が通らない!!なんてことが起こってしまうので、丁寧にやっていきましょう。(稲垣は急ぐばかりにあいてない所がしばしばありました…。)
全部穴を開け終わったら、いよいよ次は縫う作業です!
縫合-レザークラフト工程➂
さてさて、穴あけも終わりいよいよ大詰めです。
ついに革を縫い合わせていきます。
物によっては、その前に専用の革接着剤で革同士をくっつけてから縫い合わせていきます。
手でやるには複雑な縫い方なので、専用の器具を使い固定して縫合していきます。
根気のいる作業ですが、こちらの縫いが出来栄えにも影響してくるので気を抜けません。
ちなみに、この時しっかりと力強く縫うのがポイントです!
時間はかかっても、丁寧に縫うのがコツということですね。
仕上げ-レザークラフト工程➃
長かった作成もついに終わりですね!
最後は仕上げということで、写真のように特殊な液をつけた綿棒を使って、パターンで引いた線を消したり、その他細かい所を修正します。
無事綺麗になったら終了です!
相棒の完成です…。感無量です。
ちなみに、中はこんな感じです。
ポッケなんかも結構つけれたので、カードとかも色々入れれちゃいます。
ベトナムだったら財布がわりにも使えそうですね。
これで$45(約5,180円)と思うと安いですね!
普通に買っても同じぐらいの価格になりそうなものを、講師付きで1から作れて同じ値段ぐらいなので、とってもお得です。
半日コースはここで終了ですが、1日コースの方はお昼休憩を挟んだ後、また途中の作業を進めていきます。
2日コースは、こちらをもう1日という流れです。
まとめ
レザー製品はなぜ高価なのだろうと思っていましたが、実際に自分で作ってみるとなぜ高いかが納得がいきますね。
1つの製品を作り上げるのにこれほど手間や時間がかかりますもんね。
オーダーメイドも素敵ですが、時間に余裕のある方は自らの手で作ってみてはいかがでしょうか。
優しいスタッフが手取り足取り、お手本を見せながら教えてくれるので、英語がわからない方も不器用な方でも安心です!
一人でも、ファミリーでも楽しめるのもおすすめポイントです!
また、作った製品は自分のお土産になりますし、大切な人の為に作るのもとても素敵ですね。
それでは今回はここまで!
へんがっぷらい!
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