どうもダナン支店の久保です。
ダナン大聖堂の目の前にオフィスがあります。ドラゴン橋通って出勤してます。毎日がダナン観光です。
超私事ではありますが、この前日本から友人が久保を訪ねてダナン・ホイアンに来てくれました。(ダナン – ホイアンは車で40分くらい)
現地旅行会社で働く身としては、観光案内という本領発揮できる機会なので、サーフィンやらレザークラフトやら色々とやり倒しました。
その中でもかなり好評だったのが、今回の本題、ホイアンの料理教室です。
2018年12月にオープンしたばかりで、おそらく私たちが最初のお客さんだったのではないでしょうか。
あまり知られていないですが、実はホイアンには50を超える料理教室があります。
ではなぜ、あえてこのオープンしたばかりの料理教室を選んだのでしょう。
ホイアン唯一の日本語で受けれる料理教室
その理由が、なんと、そうなんです、ここがホイアンで唯一、日本語で受けることができる料理教室なのです。
ホイアンは世界遺産に登録され海外からの旅行者が増えたものの、欧米圏からの旅行者が多く、どこにいけども英語での料理教室、否、クッキングクラスばかりでした。
しかし、最近になって韓国、中国、そして日本など東アジア圏からの旅行者がドカッと増えました。
その結果、韓国語の料理教室なども、ようやく見るようになってきました。
そんなホイアンに颯爽と登場したのが今回ご紹介する、VIPクッキングクラスという、日本語の料理教室です。
※2019年12月から一時休業となっております
この料理教室は、VIP GARDEN VILLAという日系のホテルにて行われています。
このホテルには「心」という日本食レストランもあり、日本語が堪能なベトナム人シェフがいます。
そう、そのシェフがVIPクッキングクラスの先生なのです。
レストランは日本食ですが、教えてくれるのはベトナム料理なのでご安心を。
内容はシンプルで、ホテルに集合後、ローカル市場を散策、食材を調達し、ホテルに戻って調理開始です。
ローカル市場散策
ホテルに集合した後、まずは簡単な内容の説明を聞いて、自転車でホイアン市場へと向かいます。
この日は小雨だったので、カッパを用意してくれました。気遣いMAXです。
ちなみに顔ドアップが久保で後続2名が友人です。3人目はイケメンなスタッフさんです。
ホイアン市場は旧市街に残る歴史ある市場です。現在も地元の人たちの生活を支えている、生きた市場です。
ホーチミンなどの大都市に行くと、中心部にある市場は観光地化されており、ただ観光客がお土産を買う場所になっています。
朝の市場は活気があり、生々しいにおいと異国感あふれる風景に目を覚まされました。
市場の北側から川側にかけて、食堂・お土産・肉・野菜・魚のような順で分かれています。
この日は30分ほど散策し、野菜とエビを調達して、ホテルに戻りました。
料理教室のメニュー
市場から戻ってくるとテーブルがちゃんとセットされていて、準備バッチリでした。
少し休憩して、いざ調理開始です。
調理した順番にメニューの説明と簡単な作り方をご紹介します。
生春巻き – 料理教室のメニュー①
まずは皆さまご存知の生春巻きです。
そして久保の好物でもあります。
ベトナム全土で食べられる生春巻きですが、つけるソースは地域によって異なります。
この料理教室で作るのはベトナム中部でよく食べられる、味噌(のようなもの)をベースにしたソースです。
南部だとあっさりした少し甘めのソースが多いのですが、個人的には中部の味付けの方が好みです。
食べたことは何度もありますが、実際に自分で巻いて作るのは初挑戦でした。
ああ、こうやるのねって感じでした。きれいに巻けたのでよかったです。
1品作っては食べるというスタイルなので、作りたてをすぐいただきます。
うまい・・・!
ハスの根のサラダ – 料理教室のメニュー②
2品目にして少し聞きなれないサラダがでてきました。
ハスはわかりますね、ベトナムの国花にもなっている綺麗なお花です。
しかし今回作ったのはハスの根、、え、レンコン?
いえいえ、レンコンではなく、ちゃんとしたハスの根っこだそう。(レンコンはハスの茎らしい)
日本では食べる習慣はないですが、ベトナムではサラダとして食べるとのことです。
花から葉っぱから余すことなくハスを使うのがベトナム流。
お土産屋さんに行くと、ハス茶やハスの種など、色んなハス製品があります。
調理自体はシンプルで、食材のカットとドレッシング作りと盛り付けだけです。
そしてまたこのドレッシングが美味しい。自分好みに微調整できます。
バインセオ – 料理教室のメニュー③
バインセオは上の写真にあるベトナム料理で、ガイドブックなどでは「ベトナム風お好み焼き」などとも紹介されています。
個人的には全然お好み焼きではないと思ってますが。ちなみに英語ではVietnamese pancakeと訳されてます。全然パンケーキでもないです。
じゃあ何なのさって感じですよね。何なんですかね。笑
外国人に「お好み焼きって何」って言われた時に説明するのが難しいのと同じで、難しいです。
ざっくり説明すると、米粉を溶いたものに野菜や肉をはさんで焼いて、さらに野菜やライスペーパーで包んで食べる料理です。
といっても伝わる気がしないので、ベトナムに来たら実際に食べてみてください、とっても美味しいです。
調理方法は色々入れて焼くだけとシンプルですが、こげないようにカリカリにするのが難しかったです。あと、ひっくり返すのもパンケーキみたいにポーンとやったら失敗しました。
慎重に調理することをおすすめします。
生地がちょっと黄色いのはあの調味料のおかげです。
さてなんでしょう。ぜひ現場にてご確認ください。
牛肉のフォー – 料理教室のメニュー④
こちらは超おなじみですね。フォーはほとんどの方がご存知かと思います。
なんでフォーだけこんな有名なのかってくらい知名度バツグンの麺料理です。
ベトナムにはフォー以外にも数十種類の麺料理があり、ベトナム人的にはフォーの存在感はそこまでだそうです。
フォーはベトナム北部の料理なので、ハノイではよく食されますが、中部や南部ではお店も少ないです。
そんなフォーは仕込み、というかスープを煮込むところから始めるので、実は一番最初に点火作業だけ見届けていました。
今回は牛肉のフォーを作ったので、牛骨でスープをとりました。その牛骨なんと2㎏。でかい。
煮込み作業が終わったら、フォーと好きな具材を器に盛って、スープを注ぎます。具材の牛肉はしゃぶしゃぶして盛り付けます。
そしてこれがまぁ、美味いんですわ。
優しい味わい。何が入ってるかもわかっているので、安心して食べれますね。
食後
フォーまでで料理教室は終了ですが、食後のデザートということでパイナップルをいただきました。普通に嬉しい。
季節に合わせたフルーツを提供してくれます。
9時に集合で、終わったのが13時半。午後からも観光ができるちょうどいい時間でした。
嬉しい日本語のレシピも
終わった後には作った料理のレシピももらえます。
ベトナム料理を作っていたつもりでしたが、どうやらベトナム風料理だったみたいです。笑
食材自体は日本でも手に入るものが多いので、帰国後に作ってみるのもおすすめです。
友人はプチホームパーティーを開いて、教わった料理を作ると意気込んでいました。
まとめ
何がいいってやっぱり全部日本語で教えてくれることです。
久保は英語の料理教室も参加したことがありますが、食材の名前などは専門的だったりするので、全然入ってくる情報のスッキリ感が違いました。
先生も一生懸命教えてくれ、スタッフの方々も優しい人ばかりで、とても居心地のよい空間でした。
あと、ほんとにめっちゃ美味しいです。
ホイアンで料理教室に参加するならVIPクッキングクラスがイチオシです!
要チェックです!
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