シンチャオ♫
毎週水曜日！！お馴染みの”古都フエのこと”のお時間です。
司会は私、志水です。
今日はビンモックトンネルというトンネルをご紹介します。
ホーチミンのクチトンネルに似たような場所です。
クチトンネルは戦闘用なのに対しビンモックトンネルは居住区。
ベトナム戦争時代にアメリカ軍の爆撃から逃れるために村の人々は地下に生活を移したのです。
これがその入口の写真。
地下トンネルの入り口です。
生活期間はなんと5年。
大学生活の4年より長いと考えるとはじめから最後までいた人は本当に凄いです。
そもそも戦争が原因でトンネル内でないと生活できなくなってしまったので、簡単に僕なんかがすごいなんて言ってしまうのはよくないです。
しかし、中に入ってますます本当に凄いと思ってしまいます。
村に落とされた爆弾の数は2100トン、人口300人の村なので一人あたり7トン。
アフリカ象一匹分の重量に当たります。
そんなトンネルの中でには色々な施設があり、病院、ミーティングルーム、マタニティールーム、居住区がありました。
直系一メートル、幅60cm、高さ一メートル位の場所に家族4人が生活していました。
人が生活するのには明らかに狭い場所です。
またトンネルの中では5年の間に17人の子供が生まれました。
ただでさえ息苦しいトンネルで子供を産んだ母親の力は本当に凄いです。
トンネルはLV1~LV3まで存在します。
LV1は13メートルLv2は15メートル、Lv3は23メートル。
LV1は爆撃の影響により見学は不可になっています。
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