ベトナム人と結婚するための手続きまとめ

ベトナム人と結婚

こんにちは!
APT TRAVELの大野です。

先日、弊社ベトナム人スタッフ、トゥイさんの結婚式に参加してきました!!
いや~、先を越された笑。。。

総勢300名以上の人が参加され、大いに盛り上がりました。

トゥイさんの場合、ベトナム人と結婚されましたが、最近流行っている、ベトナム人と日本人との結婚事情をお伝えします。
もちろんのことですが、日本でも何処の国でも国際結婚が日常的に成りつつあることと違いはありません。
一つだけ違うことはその法律手続きがあまりにも複雑であるということです。
時々ですが、人に聞かれることがありますので、ここで簡単に説明を掲載しておきます。

1)ベトナムの結婚手続き

・ハノイでは、役所へ書類を提出します。

ここの役所は朝から夕方まで混雑していて、順番待ちの番号札を朝と昼に配ります。
しかも提出する書類にほんの少しでも間違いがあると、無情にも突き返されてしまいます。
そのためにあらかじめ弁護士事務所へ相談に行かねば成りません。
役所の隣にある弁護士事務所は低料金で書類の作り方を教えてくれますので、必要な場合はここをお勧めします。
それ以外にも高額の料金を支払えば全てを請け負ってくれるような事務所もありますが、きちんとしたところか調べてからの方がよいと思います。(必要な書類の種類は役所にフォーマットがあります)

 

・日本人の場合次のようなものが必要になるはずです。(但し法律がよく変更されますので注意して下さい)

1,日本の国籍の証明。

2,結婚できる資格があることの証明。(独身であることの証明、等)

3,病院での診断書 (性病が無いこと、精神病が無いこと等を指定された病院へ行って診断してもらう)

4,その他パスポートのコピーなど

(日本人側の書類は総領事館の印鑑の証明をするためにベトナムの外務省に証明書を作ってもらったり、日本語をベトナム語に訳したりと手間がかかります。)

・ベトナム人側も同様の物を要求されますが、ベトナム人の書類作成は思った以上に時間がかかります。

・全ての書類がそろったら役所へ提出します。ここで多くの人たちは2~3回の再提出をさせられます。ベトナムの役所は細かいことにうるさいのです。

・提出後数ヶ月でハノイ人民委員会の結婚証明書がもらえます。

 

2)日本の結婚手続き

・ベトナムの結婚証明書を日本語に訳し、戸籍謄本をつけて婚姻届をハノイ総領事館または日本の住所のある市役所に提出をします。

日本側はこれで全てです。

 

3)ベトナム人の日本への渡航手続き

ベトナム人が自分のパスポートを取るためには以外に手間と時間がかかります。

・まず日本人からのスポンサーレターが必要になります。自分でスポンサーレターを作成して、日本のベトナム大使館か、ベトナムの日本総領事館で証明してもらいます。

・ベトナムの結婚証明書とベトナム人の出生証明書、住所の証明書等必要な書類一式をそえて、ベトナムのイミグレーションオフィスに提出します。

(必要な書類はイミグレーションオフィスにフォーマットがあります)ここでも書類の審査が大変で、提出時に何度かやり直しさせられることがあります。無事に提出できると、一月くらいでパスポートが出来上がります。

・次に日本での滞在のためのビザの申請が必要です。

3ヶ月以内の場合は、ホーチミンの総領事館で手続きが出来ます。必要な書類は、総領事館でコピーを配っていますので参照して下さい。

・長期滞在の場合は日本の出入国管理局で、在留申請手続きを行います。

詳しくは大手町にある東京出入国管理局に問い合わせて下さい。手続きに2~3ヶ月程かかります。その後でハノイの総領事館で長期滞在ビザを取得して下さい。

とにかく全ての手続きが手間と時間がかかります。

何はともわれ、国際結構は、すごく難しいということですね。

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*記事内で「弊社催行ツアー」などと記載されてるものは現在では提供しておりません。TNKトラベルのツアーはすべて提携ツアー催行会社が提供しております。