バインカインを造り続けて30年、濃厚スープが食欲をそそる「Banh Canh Cua」 - ホーチミンオススメのお店

バインカインを造り続けて30年、濃厚スープが食欲をそそる「Banh Canh Cua」

カニのバインカインで、地元で大人気のベトナム・ローカルの食堂をご案内します。 その食堂は、「Banh Canh Cua」 （バイン・カイン・クア）バックヴァン通り店です。 バインカインを作り続けて30年以上の老舗です。 ベトナム観光に来られる皆さんの間では、ベトナムといえばフォーと言われる方々も少なくありません。 しかし、フォーのスープが薄味すぎてがっかりしたと言われる方も。 そういった皆さんに、是非経験していただきたいのが、「Banh Canh Cua」 （バイン・カイン・クア）のバインカインです。 フォーよりも断然にパンチの利いたスープで、メイン具材のカニもふんだんに入っています。 大量のカニにも驚きですが、他のバインカインのお店とは比較にならないほどの濃厚スープで、常連さんもたくさんおられます。

ホーチミン市の5区のマイナーな地域

「Banh Canh Cua」 （バイン・カイン・クア）は、ホーチミン市の5区にあります。 5区とはいっても、かなり3区に近い場所に位置していますので、中心部からも行きやすいですね。 ニッコーサイゴンホテルからなら、歩いても10分程で到着します。 ただ、相当なマイナーな地域で、日本人の姿はほとんど見られません。 ですが、地元の皆さんには大人気の食堂で、ランチ・タイムには大勢のベトナム人の皆さんで賑わっています。

たくさんの具材と大量のボイルされたカニの身

ホーチミンで見る一般的なローカルの食堂と同じで、店頭に調理スペースがあります。 そこを眺めながら奥の客席に向かうのですが、調理スタンドには、たくさんの具材と大量のボイルされたカニの身が目を引きます。 見ているだけで、お腹が減ってきますね。 数枚しかないのですが、英語のメニューもあるので、それを見て注文しましょう。

自分勝手の豪華版バインカインも注文可能

「Banh Canh Cua」 （バイン・カイン・クア）のオーダー方法は、少々変わっています。 メニューにある具材4種類から3つをチョイスするんです。 4つにしたければ、プラス1万ドンでOKです。 具材のチョイスは、同じ具材を重複してもOKで、その場合の具材は倍の量になります。 カニ・カニ・カニなんてチョイスしたら、山盛りにカニの乗ったバインカインが出てきそうですね。 お腹が空いていれば、4種類の具材を全て選んで、更にお気に入りの具材を追加した豪華版のバインカインも注文可能です。

特製バインカインに挑戦

「Banh Canh Cua」 （バイン・カイン・クア）のスープは、豚骨や豚足を充分に煮込んだもので、仕上がった状態ではカニの旨味がつまったお味で、絶対にやみつきになってしまいます。 メニューの中でも注目なのが、特製バインカイン（Banh Canh Dac Biet）です。 カニが丸ごと1杯と豚足・魚のすり身揚げ・レバー・揚げせんべいなど、これでもかというほどの具が山盛りになっています。 男性の方でも、大満足のボリュームですよね。 もちろん通常のお手頃メニューもあります。 蟹が入っていないバインカインやむき身入りバインカイン、カニ半分入りなどが人気のようです。 サイドメニューに、他の麺のお店と同じように揚げパンがあります。 「Banh Canh Cua」 （バイン・カイン・クア）のスープに、揚げパンを付けて食べても最高なんですよ。 特製バインカインは、基本的な価格は16万ドンなのですが、その日のカニの大きさで金額も変わります バインカイン（Banh Canh）は米粉とタピオカ粉をミックスした麺、一般的な米粉の麺と比較して、弾力とコシがしっかりとあってシコシコ・ツルツルの美味しさです。 タピオカ粉が効いているのでしょうか、日本のうどんといった感じですね。 店名に入っているクア（Cua）はカニの意味です。 「Banh Canh Cua」 （バイン・カイン・クア）、カニのバインカインという屋号なんですよ。

Banh Canh Cua - 店舗情報

まとめ

今回は、ベトナム・ローカルの食堂、「Banh Canh Cua」 （バイン・カイン・クア）のご紹介をしました。 店名にカニの語句が入っているように、バインカイン＆カニが絶品のお店ですね。 ホーチミン観光の際には、是非とも試していただきたい食堂です。 多々あるベトナムの庶民グルメ、「Banh Canh Cua」 （バイン・カイン・クア）の、カニ入りバインカインを 食せずに、語って欲しくないと言いたくなってしまいますね。